結城浩の日記
文書のライセンスについて考える。以下はGPLに準じたOPLの骨子。
次の数字群を書いた4枚のカードを用意する。
A [ 1, 3, 5, 7, 9, 11, 13, 15 ]
B [ 2, 3, 6, 7, 10, 11, 14, 15 ]
C [ 4, 5, 6, 7, 12, 13, 14, 15 ]
D [ 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15 ]
マジシャン「1〜15までの好きな数を考えてください」
観客「はい、考えました」
マジシャン「(カードAを示して)その数はこの中にありますか」
観客「はい、あります」
マジシャン「(カードBを示して)その数はこの中にありますか」
観客「はい、あります」
マジシャン「(カードCを示して)その数はこの中にありますか」
観客「いいえ、ありません」
マジシャン「(カードDを示して)その数はこの中にありますか」
観客「はい、あります」
マジシャン「(カードをちらっと見てすぐに)あなたが考えた数は11ですね」
観客「あたりです!どうしてわかったんですか」
午前。優しい家内に祈ってもらってからマクドナルドに送り出され、原稿書き。 午後はマクドナルドがいっぱいだったので喫茶店で原稿書きの続き。 いま書いているのはC MAGAZINEの新連載向けの原稿。 新連載の第一回目ってつらいなあ。 でもまあ今日だいぶ進んだ。 三分のニくらいはできたかな。 ふえーん、とか言いながら書いているのだが、書いているうちにやっぱり面白くなる。 しばらくしてはっと「ああ、自分は喫茶店で原稿を書いていたのだ」と気がつく。 毎度のことであるが、文章を書くというのはとても楽しい。
青空文庫に結城訳の『賢者の贈り物』登録準備中。
多忙。 文章を書いたり、プログラムを書いたりって、心に遊びがないととてもつらい。 「さあ、あなたの前には無限の時間がある。 好きにしたまえ。あなたの思うことを思うように書きなさい。 あなたは完全に自由だ。いまやろうとしていることに好きなだけ深入りしてもかまわない。 どれだけわき道にそれてもかまわない。 やってみなさい」 という心持ちになってから、よし、と目の前の具体的な作業を一つこなす。 まあそんな感じだね。
Amazon.comから、Knuthの本2冊届く。 "The Cweb System of Structured Documentation/Version 3.0" と、 "Digital Typography" である。
ルターの翻訳は、参考書を調べ始めたら「これは大変だぞ」という状況になりつつある。 最初は気軽にふんふんはじめたが、きっちりやろうとしたら大変なのだということがよくわかってきた。 当然といえば当然なのだが…やれやれ。 まあ、でも、できるかぎりやってまとめよう。年内くらいにはまとまるかな。
RIMNETのWebサーバは依然として不調。 一日のうちアクセスできる時間帯が限られているようだ。 困ったものである。 この機会に結城のページのレイアウトを少しシンプルにしようかな。
お時間がある方は、 以下のサイトは結城の読み物がありますので、そちらをどうぞ。
↓はもうみなさんお読みでしたか。これも別サイトなので、RIMNETが死んでいても大丈夫(^_^;
いつも主にあって喜びなさい。 もう一度言います。 喜びなさい。 (ピリピ4:4)
恒例の「よかった探しリース」を開催します。 ホームページをお持ちの方、クリスマスまでお手々をつなぎませんか?
何だかRIMNET(stドメイン)が不安定のようだ。 Webサーバがpingに応えない。
仕事が忙しい。
以前、結城のページに広告をつけてみようかな、と考えたことがある。 いろいろ考えたのだが、面倒になってやめてしまった。 何となく品が落ちそうな気もするし、大した収入になるわけでもないし、 と(実は後者は嘘かもしれない。あるサイトで診断してもらったら高額収入になるという結果になったので)。 寄付とか支援を募るというのはどうかな、と思うこともある。 でも、何についての寄付なのかな。このサイトの運営全般かな。 メールマガジンを運営していると「広告を載せませんか」という広告代理店からのメールがしょっちゅう来る。 こちらも興味はあるのだが、面倒で考えていない。
費用対効果を少し考えてみよう。 結城の場合、個人で活動しているわけだから、一番コストが高いのは「手間」だ。 手間がかかる、というのが一番困る。コンピュータは手間を軽減してくれる方向に使わなければならない。 それからいやなものは「活動の制限」だね。 例えば信仰の活動、文章やプログラムに関する制限がかかるのは困る。 それから、これは手間と同じだが「義務の発生」はいやだな。
てなことを考えると、やっぱり広告だの何だのというのは二の足を踏んでしまう。 別にプロバイダ料金に困っているわけじゃなし、などと考えてしまうのだ。 それよりは、ちゃんと「本を書く」というメインストリームを押さえとくべきだな。 でもまあ、そういうこともすべて、祈って考えるべきなのだろう。
RIMNETが2000年問題対応のため、Webサーバの入れ替えをしています。 その関係で、結城のページ(特にCGI関連)のあちこちで不具合が出ているようです。 順次修繕していきますのでどうぞよろしく。
家内の実家から今日東京に戻る。 義父の状況は一進一退。またお祈りのうちに覚えてください。
ルターの小教理問答集については少し変化あり。
義父の具合がたいそう悪い。どうぞお祈りのうちに覚えてください。
古いノートパソコンにVine Linux 1.1をインストール。 Webサーバ目的なのでXは入れず。 SCSIもCD-ROMもないので、 いったんネットワーク経由でWindowsのパーティションにRPM達を入れておき、 ローカルハードディスクからインストールした。ここまでは比較的楽。 しかしその後、Linux側のPCMCIAのカード認識で結構時間を費やす。 結局NE2000互換LANカードを一枚買って解決。 クロスケーブルでノートパソコン2台をつなぎ、 Apacheが動作することを確認。
我が家にはテレビがないが、5歳の長男を介してポケモンの波は浸透してくる。 長男はお友達や、帰省のときに買った雑誌などから怒涛のように情報を仕入れているようだ。 私自身もいつのまにか、フシギダネ→フシギソウ→フシギバナや、 ヒトカゲ→リザード→リザードンや、 ピカチュウのYesとNoの鳴き声の違いといった無為な情報が頭に残っていて驚く。 やれやれ。
でも、こういう細かな情報がなぜか人の心を魅了するのも確かである。 PCのチップセットに異常に詳しい人とか、 gccの言語拡張に精通している人とか、 いわずとしれたWindowsやOfficeのTips集めをしている人とか、 みな同じ穴のムジナという気もしないでもない(including myself)。
同じ穴のポケモン。
もうすぐ4ヶ月になる次男は、表情が豊かになってきた。 こちらが話しかけると、にっこー♪ と微笑む。ああかわいい。 一家4人はみんな仲がいいが、特に長男が次男をかわいがっている。 先日など、夜眠るとき、長男が「うらやましいなあ」を連発する。 きっと次男が家内のすぐとなりで添い寝するので、次男をうらやましがっているのだろう、と思った。 でも、長男に聞いてみると、次男のとなりで眠れる家内の方をうらやましがっているらしい。 これには驚いた。
義父の体調がすぐれず、入院。 毎日電話で連絡をとっているが、 教会の方がお見舞いにきて励ましたり祈ったりしてもらえるのがとてもうれしいらしい。 ただ、気持ちがまだあまり前向きになれないでいるようなので、 みなさんどうぞ義父のためにお祈りください。
はちこさんからの情報メモ。
現在、マルチン・ルターの小教理問答集を翻訳している。 ある書店に問い合わせたところ、 ルターの『小教理問答書』というのが聖文舎から出ていたが、 この出版社がなくなったために現在絶版とのこと。 あれ? ルーテル教会の人はこの小教理問答を使っているわけじゃないのかな? どなたか情報ご存知の方いらっしゃいませんか。
山形浩生さんがプロジェクト杉田玄白のドメインを取ったらしく、 URLが、 http://www.genpaku.org/ に変わっていた。 翻訳が重要な意味を持つ日本で、 もっとフリーに使えるオンラインの翻訳文書を増やそうという主旨に結城は強く賛同する。 例えばホームページで有名な海外の小説の文章を引用したいとき、 権利関係とか気になりますよね。 でも例えば 「Copyrightさえきちんと表示してくれたら無断で使ってもいいよ。もちろん、無料で」 という文章がオンラインで手に入ったらすごくうれしいと思いませんか。 それでささやかながら時間の合間を見ていろんな文書を翻訳し、 フリーで公開しようと思っている。
といっても、どうせやるなら、キリスト教に関係したものの方が楽しかろうと思っている。 それでプロジェクト・グーテンベルグを眺めてみて、 マルチン・ルターの『小教理問答』 を引っ張ってきたわけである(もうだいたい翻訳はすんで、これから誤訳チェックに入る予定)。 Part 3の 主の祈りについてだけはすでに公開している。
それから O.Henryの『賢者の贈り物』 も、キリスト教的意味合いが少しあるので、 選び出した。 もうすぐクリスマスだしね。翻訳すんだのでさっそく公開。 実はこの『賢者の贈り物』は以前、一度翻訳したことがあるのだ。 彼女から『賢者の贈り物』の美しい絵本(洋書)をプレゼントされたので、 そのお返しに、翻訳した文章を彼女へのクリスマスプレゼントにしたのである。 ちなみにその彼女は現在私の素敵な奥さんになっている。
あと翻訳しかけているのが 『白雪姫』 と 『イソップ物語』 だが、これはキリスト教的ってわけじゃない。 まあ筆ならしという感じか。 イソップ物語は数が多いから有名どころだけ訳して後はほっとくかも。 それから、ひそかに ブラウン神父もの も翻訳しようと思っている。 チェスタトンはブラウン神父に、 結構神学的なことをしゃべらせているのだ(しかも実用的で洞察が深いものを)。 しかしチェスタトンの文章は翻訳するのがめちゃくちゃ大変なのである。
うん、それからできるかどうかわからないけれどやってみたいのが、 子ども向けの聖書物語 だ。聖書の記事を翻訳するのだが、 できるだけ子どもの語彙の範囲で、しかも読み聞かせができるようにリズミカルで美しい語調の文章にする。 題材もよく選んで、神様の愛がはっきり表現されている記事を選ぶ(これに類することは、 『シルヴィーとブルーノ』の前書きでルイス・キャロルが書いている)。 書いて、フリーでオンライン公開して、 みんなが(ちょうどフリーソフトのバザール方式のように)自由に修正したりパッチを流したりできる、 って素敵だと思いませんか。
私は山形浩生さんにとても感謝している。 何て言うかこう…翻訳に対して「構えた」態度を打ち壊してくださったので。
あなたもどうですか。 好きな文章を翻訳して『プロジェクト杉田玄白』に参加しませんか。 詳しくは以下を参照のこと。
クリスマスに向けて、O.Henryの『賢者の贈り物』翻訳を準備中。もうすぐ完成。 またマルチン・ルターの『小信仰問答集』も翻訳中(『小教理問答』の方が正しい訳書名のようだ)。 翻訳がすんだら、プロジェクト杉田玄白参加作品として公開予定。
amazon.comから、本が到着。 Bruce Schneierの『Applied Cryptography』、 Knuthの『Selected Papers on Computer Science』および『3:16 Bible Texts Illuminated』
風邪のため、お休み。
ポターの著作権はすでに切れていると思っていたが、 調べてみると、まだ切れていない(らしい)ことがわかった。 第二次世界大戦の「戦時加算」があり、 ポターの場合はあと数年(おそらく5年)は公開できないようだ。 というわけで、 残念ながらピーター・ラビットたちの翻訳はしまい込むことにします。
家内と二人の息子が帰省から帰り、また日常が始まる。 何とかC MAGAZINEの原稿を出す。 逃避で翻訳をしていると、 家内が「そのうちそれも仕事になったりして」と言う。 うう。
先日のタイピングの話題では少し反響あり。 偶然ながら、はちこさんの日記でもタイピングの話題が出ていた。 はちこさんは以前viを使っていたとのこと。ほほう。
夕方から夜にかけて、家でC MAGAZINEの原稿書き。 もう少しで完成しそう。
第5弾「こねこのトムくんのおはなし」を翻訳して公開しました。 ぜひお読みください。
マルチン・ルターの信仰問答集から、主の祈りについての部分を翻訳しています。 まだ途中ですが、ご興味のある方はどうぞ。
午前中、銀行で用事をすませた後、マクドナルドでC MAGAZINEの原稿書き。 「CGIレッスン」の最終回である。もう21回にもなったのか、早いなあ。 次の新連載の準備もせねば。
タイピングって楽しくありませんか。 私はすごく楽しいです。 HTMLを書いたり(MakeWebだけど)、プログラムを書いたりするとき、 キーボードの上でパタパタ指を動かすのはなんて楽しいことでしょう。 そういえばタイピングについて、昔文章を書いたなあ…ごそごそ。 以下は1991年2月に書いた文章の抜粋です。
(キーボードと認知地図について)
例えばHとJはどちらも右手の人差指で打つし、 キーも隣同士である。しかしこの2つのキーを混同して誤ることはほとんどない。 私の頭の中ではJのキーは「まっすぐ深く入っていくキー」というイメージで記憶されている。 あたかも井戸につるべを落とすように、杭を地面に打ち込むように、 「まっすぐ深く」打つのがJのキーなのである。 それに対してHのキーはまったく異なるイメージを与えてくれる。 Hのキーを打つとき、私は「左足を一歩左にさっと出す」というイメージを持っている。 それから体力測定の反復横とびのパッパッと足を出す様子もなぜか頭をかすめる。 きっとこれはコントロールキーとHキーをいっしょに使うとバックスペースの働きをすることに 関連があるのかもしれない。 入力ミスを見つけるやいなや私の左手小指はコントロールキーにのび、私の右手人差指はHキーにのびる。 で一文字さっと訂正すると、私の両手は何事もなかったかのように続きを打ちはじめる。 そのようすを、私は(正確には私の脳は)反復横とびのイメージで記憶しているのだろうか。
キーボードを見ていては想像もつかないのがYを打つときのイメージである。Yのキーを打つとき、私は自分の右手の人差指が左手をとびこしているように感じられる。 私の頭の中では右手と左手は並んでおらず、重なっているかのようである。 逆に、あまりはっきりしたイメージが描けないのはXとCだ。この2つは、私の頭の中では左手の下の方でごちゃごちゃ打つとしかイメージされていない。練習しているときもよく間違えたものである。
実家に帰っている家内と電話をしていたら、 電話の向こうで急に「おっ、寝返りを打つか…やったー!」と声が。 次男がはじめて寝返りを打ったのである。 それまでも何回かごろりんとひっくり返ってはいたのだが、 うつぶせになったあと、下になった手を抜くことができなかったのだ。 はじめて手を抜いて、完全にあおむけ→うつぶせになれたらしい。
「Java言語による主の祈り」のページを公開しました。 野暮な解説付き。
『キリスト教の精髄』ガイドの宣伝メールを送ったところ、 C.S.ルイスの『偉大なる奇跡』『被告席に立つ神』を翻訳なさった 本多峰子先生からメールをいただいた!
今度は、本多峰子先生の 『天国と真理−−CSルイスの見た実在の世界』(新教出版社) を読んでみたい。 読んだ方、いらっしゃいますか?
第4弾『こねこのモペットちゃんのおはなし』を翻訳して公開しました。 ぜひお読みください。
第3弾『フロプシーのこどもたちのおはなし』を翻訳して公開しました。 ぜひお読みください。
なお、この翻訳は、 版権表示を残してくだされば、 翻訳者の許可をとらず、いかなる形でも利用してくださってかまいません。 商用利用でも同様。 もっといい訳にして、自分のサイトで公開してもけっこうですし、 各種フォーマットに変換してくださってもけっこうです。 どうぞご自由に。 でも版権表示は残してくださいね。 詳しくは「プロジェクト杉田玄白」のページをどうぞ。
誤訳などがありましたら、お知らせくださるとありがたいです。
ビアトリクス・ポターの、 『ピーター・ラビットのおはなし』と『ベンジャミン・バニーのおはなし』 を翻訳して公開しました。 ぜひお読みください。 なおこれらの翻訳は山形浩生さんの「プロジェクト杉田玄白」の正式参加テキストになっています。
風邪っぽくて眠いので今日はおやすみです。ぐー。
夢。 屋外で行われているコンピュータ関係のカンファレンスのようなものに参加している。 質疑応答の時間になって、聴衆から出た質問に、なぜか私が答えている。 若い人がおおい。 会が終わってから、茶髪の20歳前の男性に声をかけられ、個人的なやりとりをする。 プログラマになりたいが…うんぬんという話。 いろいろ話しているうちに親御さんの話になる。 その若者は急にお国の言葉になり、 カタカナ名前の職業は親が理解してくれない、 という話をする。 私はそれを聞いている。 その若者が帰ると、 カンファレンスの司会をしていた40歳ほどの元気な女性が話し掛けてくる。 私はそうだ、はやくこのカンファレンスの様子を掲示板でレポートしなくちゃ、 などと考えている。
家内の実家で、次男の体調がよくない。 医者にいって熱は下がったが、 鼻づまりでくるしいのと、胸の奥でぜろぜろいっている。 明日は休日なので、今日も医者にいくとのこと。 予定では明日東京に戻ってくるはずだったが、 週末に変更。
オンラインに存在するテキストについて調べる。
昨晩あまり眠っていないので、 体調が何だか変。 ぼうっとしている。 昨晩眠る直前にゴマせんべいを食べたのがいけなかったのだろうか。 「眠れない」という経験を久しぶりにした。 いや、眠れるのだけれど、眠るとものすごく怖い悪夢を見るのだ。で、結局眠れない。 午前2時ごろ、とうとうあきらめて起きてネットをうろうろしていたけれど、なかなかつらかった。
「眠れない」という話を聞くと「眠くなるまで起きていればいいじゃん」と思いたくなるが、 実際に自分が眠れない状態になってみると、そういうわけにはいかないことがよくわかる。 眠れないが、起きているのは苦しい、という感覚はつらいものだ。 今晩はゴマせんべいを食べるのはやめよう。
やっとUNIX USERの原稿完成。さっそく送付。
C.S.ルイス・メーリングリストがはじまります。 10月31日にすでに結城が投稿しています。 もし届いていないなら、 メールアドレスが登録されていない可能性があります。 自分で再度登録していただくか、 結城の方にお申し出ください。 お申し出くだされば、結城の方で登録手続きをいたします。 (人数は少ないので)どうぞご遠慮なく。