目次

2004年10月31日(日) 紅茶 / ゴッゴル / 低空飛行
2004年10月30日(土) ハンダづけ / Null Object Saturday
2004年10月29日(金) 認証されたメール / 寝かせてから校正 / プログラミングの良書100冊 / 読者さんからのメール
2004年10月28日(木) 理解と説明
2004年10月27日(水) 熱 / 没
2004年10月26日(火) 仕事 / わたしが発する言葉のかけら / 眠い
2004年10月25日(月) 仕事 / 眠い
2004年10月24日(日) どんぐり林 / 地震
2004年10月23日(土) 図を描く / のんびり / クイズ / 夜には図を
2004年10月22日(金) 今日も
2004年10月21日(木) Java2D
2004年10月20日(水) Ant / 玉突き状態
2004年10月19日(火) SF探し / 仕事 / ご連絡 / やっと新しい章
2004年10月18日(月) ばさばさ・ばりばり
2004年10月17日(日) とかげのしっぽ
2004年10月16日(土) 私信
2004年10月15日(金) 夢
2004年10月14日(木) 章の終盤
2004年10月13日(水) 百合
2004年10月12日(火) 原稿送付 / ご連絡
2004年10月11日(月) プログラマのダイエット(3ヶ月) / フェイク・ワン / 苦しい
2004年10月10日(日) 天ぷら蕎麦 / たこ焼き
2004年10月9日(土) 台風
2004年10月8日(金) 大いなる無駄 / トランプ
2004年10月6日(水) Lunascape
2004年10月5日(火) よいかも / 小説「聖書」
2004年10月4日(月) Letterを終了 / GmailとATOM feed / 虚数の情緒 / 境界線(バウンダリーズ) / 本を書く
2004年10月3日(日) 食材を集める
2004年10月2日(土) 脳力テスト / のんびり
2004年10月1日(金) 「Googleの知らない文字列」コンテスト / うれしい / 構成を変更
日記一覧

2004年10月31日(日)

紅茶

2004年10月31日(日) 22:29

今日は頭のクロックが落ちているので、 新しい文章を書くのはやめて、 ここまでの章[nu][lo][mo][ki][co][re]を章ごとにプリントアウトしては読み返していた。 読みながら、すごくおもしろい、いい本だなあ、と一人で楽しむ。

奥さんが気を利かせて紅茶をいれてくれた。 テーブルの向かい側に座った奥さんに向かって、私は熱く語る。

いやあ、この本、面白いよ。はじめはね、当たり前のことからスタートするんだ。 一見つまらない、平凡な、誰でもよく知っているようなことからね。 でも、少しずつ少しずつそれが変化していく。 変化していくけれど、元のテーマは変わらない。 そして、いつの間にか、想像もつかないようなところまで道案内をしていくんだ。 でも、はじめのテーマは相変わらず鳴り響いている。 まるで、そうそう、ラヴェルの「ボレロ」に似ている。 それからバッハの「フーガの技法」にも似ている。 …っていうのはちょっと言いすぎだけれど、まあ心意気はそんな感じだ。

奥さんは「はいはい、あなたはいつも同じ感動の仕方をするわね」と思いながらも、 そんなことは言葉に出さず、 紅茶のカップを両手で持ちながら、にこにこと私の話にうなずいている。

低空飛行

2004年10月31日(日) 09:16

家族みんなで低空飛行中。頭や喉が痛かったり、夜ちょっと熱が出たり。

低空飛行で何もできないので、 自分の頭と体のクロック数を意識的に落とすことにする。 そうすると、気持ちが焦らない。

2004年10月30日(土)

ハンダづけ

2004年10月30日(土) 16:12

次男がものすごく焦った声を出して泣きじゃくりながら、 「おとうさん、電球こわれちゃった!」とすっとんできた。 見ると、ニップル球のついた豆電球のソケットから伸びているリード線が根元から切れてしまっている。 顔中涙でぬらして泣いている次男。

リード線をソケットに差し入れて点くことを確認しながら 「大丈夫。ほら、電球は壊れていない。この線が切れただけだよ」 と次男をなぐさめる。

次男は「電気の修理屋さん、呼ばなくっちゃ!」と、 先日やってきた大工さんのことを頭に思い浮かべながら言う。

「ソケットの下のほうをちょっと割ってよければ、お父さんが直せるよ。ハンダ付けして。」 と言って、ハンダごてを温める。 「え、お父さん、直せるの?」と次男はけげんそうな顔。

しばらくして、ハンダごての温まった匂いと、ペーストのとける匂いが入り混じる。

実家にいる父のことを思い出す。

ラジオペンチでソケットの一部を割って、リード線はすぐにくっついた。 電池にくっつけるとニップル球は素直に光りだす。

「はい、直りました。」

「ありがとう。」という次男の笑顔。

2004年10月29日(金)

寝かせてから校正

2004年10月29日(金) 10:31

昨日描いていた図を見ながら説明文を書く。 うん、予想通りいいたいことがスムーズに書けた。 練られた図を作った後は、文章を書くのが楽だ。 ついでに前の章との関連も発見してちょっとうれしい。

この[po]の章の話題はあと2つだけれど、 もしかしたら1つを解説するだけでいっぱいになるかも。 いずれにしても、[po]の章にはもう一週間くらいはかかりそうな予感がしてきた。 合間を見て、最終章の骨組みも直しておかなくちゃ。

頭が煮詰まったときには、他の章のプリントアウトを読み返して、再度朱を入れよう。 はじめのころの章って、細かい内容をだいぶ忘れているから、校正にはちょうど良いタイミングだなあ。 このあたりの「原稿を寝かせておいてから校正する」感覚は、 スティーブン・キングの『小説作法』にかなり学んでいるように思う。

プログラミングの良書100冊

2004年10月29日(金) 07:12

奥村先生のWikiで日経ソフトウェアの特集記事「プログラミングの良書100冊!」の話題が出ていました。 ついわたしも本屋さんに立ち寄り、わたしのJava本も紹介されていて、つい買ってしまいました。 驚きつつもうれしかったのは、『暗号技術入門 ―― 秘密の国のアリス』も紹介されていたこと。

で、日経ソフトウェアをめくっていたら、 ひらばやしさんや ただただしさんのインタビューも載っていた。 あ、まつもとさんが「Rubyを作るのに役立った本」を書いている。

読者さんからのメール

2004年10月29日(金) 06:58

わたしの本を愛読してくださっている読者さんから、 とても励ましになるメールをいただきました。 許可を得てご紹介します。 システム開発をなさっている男性からです。

これまで、結城さんの本には大変お世話になっており、 ひと言お礼が言いたく、このたびメールさせていただきました。

まず最初に結城さんの本に出会ったのは、向かいに座っていた 会社の同僚のデスクの上に置いてあった デザインパターン本と Java本(下)でした。 この2冊は、人が買った本にもかかわらず手垢と鉛筆で真っ黒になるまで本当によく活用させていただきました。 今自分がオブジェクト指向で仕事が出来るのもこれら本のおかげだと感謝しています。

次に読ませていただいたのは 暗号の本。これは自分で購入しました。 暗号には特に興味がなかったのですが、本屋さんでたまたま目に止まり パラパラと立ち読みしてたのですが、あまりの面白さに気がついたら 脇に抱えてレジに並んでいました。 最初はあくまでも見聞を広げる意味で読んでいたのですが、結果、 現在関わっている開発でのセキュリティ設計にかなり役立たせて いただいています。本当にありがとうございます。

その次は、 デザパタ マルチスレッド編でした。 この本を読むまでは、マルチスレッドが苦手で食わず嫌い的なところが あったのですが、この本のおかげでそれが払拭できたように思います。 少しは自信を持ってマルチスレッドの設計が出来るようになりました。 重ね重ねありがとうございます。

また、自分ポータルとして、 Wiki入門& YukiWikiも活用させていただいています。 まだ個人でしか活用できていませんが、そのうち周囲の同僚に公開して 徐々に知の蓄積が出来たらと思っています。

最近、向かいに座っていた同僚が転勤になり、あの真っ黒な デザパタ本も「これだけは持っていく!」と言って持って行かれちゃいました。 でも、私もあれがないと困るなぁと思ってたら抜群のタイミングで「増補版」! 迷わず購入させていただきました。まだ白いですが、また黒くなるのも もう時間の問題ですね。

結城さんの本は、いつも私を助けてくれます。 どれだけ感謝してもし足りません。 私が結城さんを助けることはきっと出来ないでしょうけど、 勝手に応援させてください。

現在執筆中の本もとても楽しみです。 ただ、お体にだけは気をつけてくださいね。 息子さんの病気も早く治るようお祈りします。

拙い内容で恐縮ですが、感謝の気持ちが少しでも伝われば嬉しいです。

結城から

とても大きな励ましのメールをありがとうございます。 すごく励まされ、また少しでも拙著があなたのお役にたてたこと、 うれしく思っています。いまお返事を書きながらにこにこしています(^_^;

「私が結城さんを助けることはきっと出来ないでしょうけど」とお書きになっていますが、 あなたのメールがどれほどわたしにはげましを与え、助けとなってくれることか…。 子供の健康まで気遣っていただき、ほんとうにありがとうございます。

書籍執筆は楽しいですけれど、読者からどのように受け入れられているのか、 手探りの部分が多いものですから、 読者さんからの反応はとてもうれしいです(よい反応でも、辛口でも)。

システム開発ということで、お忙しい毎日を送っていらっしゃることと思います。 あなたのお仕事・また毎日の生活が、スムーズに進み、 豊かで実り多いものとなりますようにお祈りしております。

では!

2004年10月28日(木)

理解と説明

2004年10月28日(木) 10:52

長男は一晩中こんこんと眠り、次男は一晩中こんこんと咳をする。

朝になったら2人とも(熱があるのに)元気いっぱい。うーん。

昨日の没になった節は全部捨てて、新たな例を考え、図を描く。 図だけで2時間かかる。ふみい…。 でも、経験上「図」は「プログラム」と同じくらいの情報を持っている (説明文を書く上では、ということだけれど)。 だから、説明文を書く前に図やプログラムを書くのはとてもよい。 自分の頭の中に説明したいことを思い描きながら図やプログラムを書くのだ。 そうすると、文章を書く段階になったときには、すっきりと物事を理解している。 あたりまえだが、 自分が理解していないことを文章で説明できるはずがない。 また、自分が理解している以上に明解に説明することはできない。

理解は説明に先立つ。

2004年10月27日(水)

熱 / 没

2004年10月27日(水) 10:25

昨晩から今度は長男が熱を出した。次男の熱もまたぶり返し。 奥さんはめまぐるしく働いているのだが、 守られているようで感謝。

昨日書いていた部分の図を補足しているうちに、 これは不適切な例だということがわかって没。 「頭で考えている状態」と「きちんと表現された状態」とは全く違うんだよねえ。 分量的には二日分くらいバックした。 ちょっとめげるが、30秒くらいで復帰。

今日は、別の章のプリントアウトに朱を入れることにしよう。 このプリントアウトは、めげたときの保険として用意していたもの。

* * *

はじめの2章分のプリントアウトを読み返して朱を入れた。 …け、けっこうおもしろいじゃないか。 後半の章のほうが面白いというイメージを持っていたのだけれど、 あらためて読み返してみると、どうしてどうして、 はじめの章も面白い。うん、いいかも。この本、いいかも。 そっかー、これも「頭で想像していた」ことと違う例なんだな。 判断をくだす前に、ちゃんと確認するって大事だなあ。

というわけで、ごきげんになってしまいました。ふふふ♪

2004年10月26日(火)

仕事

2004年10月26日(火) 10:51

次男の熱はだいぶ下がった。 子供は、熱を出した後、急に成長したような顔を見せるときがあってどきっとする。 子供の頭をなでながら「あなたはいい子だね。お父さんはあなたのこと、大好きだよ」と言う。

子を持って知る親の恩。 つらつら思うに、わたしは親からたっぷり愛されたのだなあ。でも親には何一つ恩返ししていないような気がする。 おとうさん、おかあさん。親不孝ばかりで、ごめんなさい。

* * *

今日から[po]の章に入る。すでにいままでの執筆で「この章に入れるべき題材」はpoのファイルに入れてある。 それをより分けてから読み始める。いったいわたしはこの章で何を言いたかったんだろう、 この章はわたしに何を発見させてくれるんだろう、などと思いながら読む。

それから、オープニングを書き直しする (すでに書いたところをなぞりながらタイプしていると、いつのまにか全部書き直しになっちゃうのだ。 すごく無駄のような、楽しいような)。 二番目の節を書きながら、ちょっとクイズを混ぜたくなったのでクイズを考える。 そのうちに図式化したほうがすっきりするような気がしてVisioで図を書き始める。

図はうそをつかない。はっきりとわかりやすい図が描けなければ、私自身が題材を理解していないのだ。 図を描いていると、時間はどんどん過ぎていく。でも焦らない。 楽しみながら、恐らくは半分以上捨てることがわかっていてもていねいに書いていく。 ていねいに書くことで自分の理解が深まり、「残す文章」の質も結果的に向上するからだ。

本を書くのは、とても楽しい。 現在書いている本が、いつも最高だ。

今日という一日が、わたしにとって最高の一日であるように。

わたしが発する言葉のかけら

2004年10月26日(火) 06:58

早く目が覚めちゃった。 長男も起きてきたので「おはよう。今日も神さまの祝福がありますように」と言ったら、 とことこトイレにいってから「まだ早いよ」と寝てしまった。

* * *

神さま。今日の一日の仕事も主が祝福してください。 子供たちの健康、特にいま熱を出している下の子を守ってください。 この者はつたなきものですが、主の御力によって、あなたの御用をさせてください。 主が良きcontextを与えてくださり、1人のWorker Threadとして働かせてください。

* * *

道を歩きながら「声のかけら。」のことを考えていて、 「でも、わたしたちがこの地球上で生きている間に残す言葉もまた、ほんの「ひとかけら」にすぎないのだなあ」と思った。 限られた能力、限られた時間で、限られた言葉を残す。他の人にささやかな何かを伝える言葉。 せめてその言葉は、他の人を悲しませるものではなく、励ましと喜びを与えるものであってほしいと切に願う。

神さまが与えてくださった、わたしの唇が、よい言葉を発することができるように。 神さまが与えてくださった、わたしの指が、よい言葉をタイプすることができるように。 神さま、わたしの唇を、指をきよめてください。

神さま。今日わたしが発する言葉をお守りください。

イエスさまのお名前でお祈りします。

眠い

2004年10月26日(火) 00:18

夜中になった。もう眠い。 章の終わりの言葉以外は書いた。[re]の章はいちおうおしまいにして、 明日(もう今日か)からは[po]の章に入ろう。 眠い…。

食器洗い機を使うときには、 コップやスプーンは同じ大きさのものをまとめて入れる。 そうすると洗いあがったあとにまとめるのが楽になる。

↑これは何かの比喩ではなく、単なるドメスティックなメモです。

これから10年間の間に自分にとって大切なものは何かを考える。 その際に参考になるのは、これまでの10年間を振り返って大切だったことは何か、なのかもしれない。

次男が熱を出している。咳も。お祈り。

2004年10月25日(月)

眠い

2004年10月25日(月) 00:27

何とか、現実的な路線で[re]の章ができてきた。 あとは明日に全部を読み直して、図版との対応をチェックすればよいだろう。

あさってからは[re]の次、[po]の章に入る。 その次の章[ra]はまだぜんぜんまとまってないんだよなあ…。 眠い。眠い、眠い。

あれ、戸がかたかた言ってる。地震?

ともあれ、今日の苦労は今日一日で十分です。 今日の一日を感謝します。 感謝します。すべてのことに感謝します。

感謝していると、感謝することがもっと増えていく。

感謝の指数関数的増加。

2004年10月24日(日)

どんぐり林

2004年10月24日(日) 21:53

今日の礼拝中、というか最近はずっと「生きるってどういうことなんだろう」と考える。 40歳を過ぎてから、何となくこれまでの人生を俯瞰しているような感じ。 振り返ると、ちょっとしたことが重要な意味を持っていたり、 自分で「大切だ」と思っていたことが長期的にはぜんぜん大切ではなかったり、 ということが散見される。

ほんとうに大事なこと、ってなんでしょうね。 長期的に大事なことを見失わないように生きたいなあ。

人生をガイドしてくださる聖霊さま。よろしくお願いいたします。

* * *

次男がまじめな顔をして「お父さん、明日って秋?」と尋ねてきた。 「そうだね。今日ももう秋だし、明日も秋だよ。」と答えると、 次男は紙で作った袋を見せて「栗ひろいに行きたい」と言う。

そこで、お昼を食べてから、次男を連れて今日も野原に散歩に行く。 栗ひろいは難しいけれど、どんぐりならたくさん見つかるはず。 予想通り、たくさんのどんぐりを一緒に拾うことができた。 そのうちの1個は、小さな根が出ていた。次男がこんなことを言う。

「これ、持って帰って植えたら、どんぐり林になるかも♪」

2004年10月23日(土)

図を描く

2004年10月23日(土) 23:44

夜中まで図を描く。 自分で「どうでもいいじゃん」と突っ込みを入れたくなるようなどうでもよいところをちまちまと直す。 描いては眺め、眺めては直す。でも結局没にしたりして、「わたしはいったい何をしているのでしょう」状態。 文章と同じ。

おおよそ[re]の章で言いたいことは書いてしまったような気がする。 いま書きかけているのは何となく「知ったかぶりっ子」っぽい感じがするので、後で没にするかも。 「せっかく書いたんだから」「せっかく調べたんだから」「せっかく作ったんだから」という考えで何かを盛り込むと失敗する。 せっかく○○したんだけれど、あえて捨てよう、というのも大事だよね。

お風呂に入りながら、ぼんやりとセキュリティがらみのことを考える。

それから、今日の昼間、私がVisioで図を描いているときに次男がとことこやってきたことを思い出す。

次男「ねえ、おとうさん。」

私「なに?」

次男「(折った白い紙を出して)ここに《たからさがしのほん》って書いて。」

私「(にっこりして)うん、いいよ。ここ?(と聞いて書く)」

次男「ありがとう。」

しばらくして、次男は作った本を見せてくれた。 山や、谷や、宝の箱や、それを開けている人の姿などが6ページに渡って描かれていた。 鉛筆書きに絵の具で色を塗っている。

私「すごいねえ…。よくきれいにできたね。この宝探ししているのは誰?」

と聞くと、次男はにこっと笑って、自分の名前を言う。

追記

思うに「ここに《たからさがしのほん》って書いて」と頼まれるのは、 何にもかえがたい幸せではあるまいか。

のんびり

2004年10月23日(土) 19:15

今日は家内と長男がおでかけをして、私と次男がおるすばんをしました。

私と次男はサッカーボールを持って近所の野原に行きました。 ボールでしばらく遊んだあと、次男が遊具で遊ぶのを眺めました。 アスレチック風の遊具に果敢に挑戦している次男の姿を見て、少し胸が熱くなりました。 それから近所のスーパーに買い物に。本屋さんで立ち読みをした後、 おやつのソフトサラダ(塩せんべい)とチキンラーメン、 それからコピー用紙500枚と牛乳を1パック買いました。 また野原を通って家に帰りました。

帰ってきて無性に眠くなって2時間もお昼寝をしてしまいました。

起きてから原稿の図版を2枚作り、 原稿を書いていると、いつの間にかあたりはまっくらになってしまいました。 チキンラーメンを次男と2人で食べました。

夕方、けっこう大きく揺れる地震。 ネットで調べると新潟で大きな地震のよう。

2004年10月22日(金)

今日も

2004年10月22日(金) 10:43

今日も、本を書いている。まだ[re]の章。 読み返しては削り、削っては書く。 今日は図版を2枚描き、文章を2節分書いた。 疲れたら、後の章の図版をスケッチする。

2004年10月21日(木)

Java2D

2004年10月21日(木) 10:55

本を書いている。 今日は、本に入れる図を描くためのJavaプログラムを書いていた。 昨日はJava3Dを使って3Dの図にしようかと思ったけれど、 ちょっと目的地までいくのが遠そうなので、 Java2Dを調べることに。 ジャギーな線ばかり見ていたので、 RenderingHints.VALUE_ANTIALIAS_ON にしただけで妙に心にしみる。 Java2DやJava3Dは、いろいろとサンプルがあるので、遊ぶと楽しそう…。

2004年10月20日(水)

Ant

2004年10月20日(水) 20:36

小さなJavaのサンプルプログラムを作っていろいろと遊んでいて、 そういえば最近Antを使っていなかったなあと思って環境整備を兼ねてインストールする (JDKはすでに1.5.0にしたので、ツール類を少しずつバージョンアップしているのです)。

  • GoogleでAntを探し、AntのWebサイトから最新版1.6.2をダウンロード。
  • zipを展開する。
  • 環境変数PATHにC:\apache-ant-1.6.2\binを含める。
  • 環境変数JAVA_HOMEをC:\jdk1.5.0にセットする。
  • srcディレクトリの下にソースを置く。
  • build.xmlを用意する。

という感じですぐに動いた。 Antのよいところは(makeでも同じですが)、 ビルド(基本)、テスト(JUnitと併用)、ドキュメント生成(javadocを使う)、配布(jarを使う)などのポリシーが 1つのファイルbuild.xmlで管理できるところですね。 でもって、build.xmlとソースをCVSで管理すれば完璧さっ。

CVSでもAntでも、最初はちょっととっつきにくいけれど、 慣れてくると自分の時間や手間を軽減させる絶大な効果がありますね。

玉突き状態

2004年10月20日(水) 11:15

今日も、本を書いています。

いま書いているのは[re]の章。 2節目を書いたところで読み返すと、 前の章からはみ出して流れ込んできていた話題によいタイミングだということがわかり、展開。 前の章のトーンになっていたので、[re]の章に合わせて説明の順番を入れ替える。 なかなかよろしい。

流れ込んできた節を展開した結果、分量がふくれてしまった。 玉突き状態というわけではないが、[re]の章のメインだと思っていた話題をこの章から削除。 いちおう最終章に移動してみるけれど、 もしかしたらこれは私が知ったかぶりをしたいだけの文章かもしれないと警戒中 (そういうことはよくある。自分が力を入れて書いた文章だから適切とは限らない。 テーマに不適切な文章を力いっぱい書いてしまう失敗だ)。

現在の原稿のバイト数をチェックしてみると、 量的には一冊の本として十分あると思う。というか、十分すぎる…。 あとは不適切な部分をいかに切り捨て、残す部分をいかに磨き上げるかが大切。

これまで書いた章[nu][lo][mo][ki][co]をざっと読み返してみた。 あちこちまだ荒いところは当然残っているけれど、けっこう面白い。 ちょっとどきどき。

2004年10月19日(火)

SF探し

2004年10月19日(火) 23:54

昔読んだ、SFの短編を探しています。 以下のようなストーリーです。

ブラッドベリかアシモフかという有名な人の作品で、人間の成長が非常に速い惑星の話。 ほらあなからロケットが見えているのだけれど、そこに行くためには貴重な自分の時間を費やさなければならない。 みんな享楽的に生きる中、一人の人がそこへ向かうことを決意する。 しかも他の人たちを助けるためにもう一度ロケットからほらあなに戻ってくる…。

もしタイトルなどご存知の方がいらっしゃいましたら、 メールまたはフィードバックから、ぜひご一報ください。

追記

何人かの読者さんからさっそくご連絡をいただきました。 ブラッドベリの「霜と炎」(『ウは宇宙船のウ』に収録)ではないかとのこと。 また、似たような発想の作品で、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの「故郷へ歩いた男」(『故郷から10000光年』に収録)もあるとのこと。 みなさんのお心遣いに感謝します。

仕事

2004年10月19日(火) 10:42

本を書いている。[re]の章。 図をていねいに描いて、じっと考える。 図はたくさんの情報を含んでいて、描くのに時間がかかる。 でも十分に考えて描いた図があると、説明文はほとんどいらなくなる。

プログラムと図はちょっと似ている。 説明文を書くとき、まず自分が言いたいことを図やプログラムできちんと表現しようと努力する。 十分に練った図やプログラムができあがってから文章を書く。 すると、とても仕事が楽に進む。 1つの理由は、図やプログラムがたくさん語ってくれるから。 もう1つの理由は、書く自分自身がその題材をよく理解できているから。

ご連絡

2004年10月19日(火) 07:10

先日、「声のかけら。」に連続的にアクセスして画像を消していった人がいました。 恐らくその方だと思うのですが、また同じような連続アクセスをしているようです。 まあ、実害はないのですが、かけらの順番がおかしくなっちゃいますねえ…。

前回は会社からのアクセスだったのですが、今度は一般のISP経由でPPP接続のようです。 以前「会社からやるのはやめたほうがよい」といったのを読んでくれたのかもしれません。

ちなみに、以前「会社からやるのはやめたほうがよい」と書いたのはなぜかというと、 万一わたしが苦情を言わなければならないときのことを考えたからでした。 勤務先にいきなり「あなたの会社からこういうアクセスが来て迷惑しています」というのはまずいと思ったからです。

今度はこういう無意味なアクセスそのものをやめてくれるとうれしいです。

一般のISP経由だとアクセス禁止にするのは難しいので、 あまりひどいときにはISPに連絡します。

追記

いや、会社からもやはりアクセスしてくるようなので、 別に私のお勧めを読んでくださったわけではないようです。 とりあえず、IPで声のかけら。をアクセス禁止にしてみました。 他の人も巻き込むかもしれませんが…。

さらに追記

JPCERT/CCにインシデントとして報告する方法もありますというアドバイスをいただきました。 ありがとうございます。

2004年10月18日(月)

ばさばさ・ばりばり

2004年10月18日(月) 10:54

本を書いている。今日は(まだ)[co]の章と戦っている。 例によってばさばさと削除し、ばりばりと書き加え「私は何をやっているのでしょう」状態。 でも、何とかまとまったことにする。とりあえずcvs commitしてcvs tagする。 明日からは本当に[re]の章へ進む。

2004年10月17日(日)

とかげのしっぽ

2004年10月17日(日) 17:42

午前中は礼拝。お昼からお昼寝。午後から[co]の章を読む。

本を書いている。 次の章とのつながりを考えて[co]の章を調整しているうちに、また文章が膨らんでしまい、 予定していた量の2倍になってしまう。私はいったい何をやっているのでしょう。 読み返しているうちに「いや、もっとわかりやすくしよう」と思って書き込んでいくから、 どんどん説明が増えていく。そのうちに構成が崩れてくるから、あちらとこちらを入れ替えする。 順序を整える。そうすると、とかげのしっぽや、プラモデルのバリのような部分が出てくるから、 それを削る。でまたはじめから読み返すと…。こんなことやっていたら、いつまでも続いちゃう、 と思いつつも、また読み返したりして。でも、いいの。楽しんでやってるんだし。 でもさすがに明日からは[re]の章にかかろうよう。

スーパーで、奥さんから頼まれたものを買って帰る。 れんこん、いりごま、さぬきうどん(乾麺)、こおなご。

2004年10月16日(土)

2004年10月15日(金)

夢

2004年10月15日(金) 05:26

変な時間に目が覚めた。

悪夢にうなされていたので、奥さんから起こされたのだ。 悪夢…というか、岩舘真理子の最近の漫画のような不条理でおかしみのある夢。 内容は忘れてしまったが、ナンセンスでおかしかった。で、いやな感じはあまりない。

昼間、おやつにお菓子をちょっと食べ過ぎたのかもしれない。 私はよく、普段と違う食べ物(お菓子系)を食べると、夢でうなされることがある。 とても即物的だ。

それに、お腹がすいてくると機嫌が悪くなる…ってこれは誰でもそうか。 どうでもよい話ですね。

あ、窓の外が朝焼け。とてもきれい。

おはようございます。

2004年10月14日(木)

章の終盤

2004年10月14日(木) 11:13

本を書いている。まだ[co]の章を書いている。 でも、そろそろ終盤だ。 現在は、次の章とのつながりが明確になるように調整中。

たくさんよい例題を書き、たくさんきれいな図を描いた。 でも、章のテーマからはずれているものはばさばさと削った。 かなしいような、うれしいような。 たぶん、今日と明日でこの章はまとまると思う。 週末に読み直して、来週から[re]の章に入る予定。 残りは[re], [po], [ra]の3章のはず。

現在のところ[nu][lo][mo][ki][co][re][po][ra]の8章の構成。 今月10月中に[re]を終えて、[po]に入りたい。 来月11月の中旬までで[ra]まで終える。 それからクリスマスまでに(できればクリスマスの前までに)全体を調整して脱稿したいなあ。 でも、全体を見直したら、またいろんな問題が出てきちゃうだろうなあ…。

神さま、神さま。 御旨ならば、どうかこの本を完成させてください。 そして、この本を必要とする方のところへ届けてください。 私の思いではなく、神さまの御心がいつもなされますように。

2004年10月13日(水)

2004年10月12日(火)

ご連絡

2004年10月12日(火) 17:06

今日の午後「声のかけら。」に連続的にアクセスして画像を消していった方がいらっしゃるようです。 あれはどういう意味があったのでしょう…。 消すのは別にいいんですけれど、すごく不思議なので謎解きをしていただけるとありがたいです > やった方。 それから、もし何か悪意があるなら、会社からやるのはやめたほうがよいと思います。

(うーん、どう書いても皮肉っぽくなってしまうけれど、皮肉ではないです)。

追記:数百回も連続アクセスされているようなので、アクセス禁止にしました。

2004年10月11日(月)

フェイク・ワン

2004年10月11日(月) 13:29

自己紹介の一方法で、 いくつかの項目を箇条書きにして、 その中にウソを1つだけ紛れ込ませておいて、 他の人に当てさせるという類のものがあります (最近どこかで見かけたんですが、忘れてしまいました)。

これってWeb日記でも使える楽しい自己紹介かも、と思い、 「フェイク・ワン」と仮に名前をつけてみました。 たとえば私の場合。

結城浩のフェイク・ワン

  • 泳げない。
  • 奥さんに毎日「大好き」と言っている。
  • 名刺には名前とURLしか書いてない。
  • パスワードは乱数で作られている。
  • 子供に「寝る前に何かお話して」と言われて、竹取物語と浦島太郎を混ぜた話を即興で作ったことがある。
  • 小学校時代の小遣いは週150円だった。
  • ギリシア文字のアルファベットを言える。
  • 円周率を小数点以下19桁まで言える。
  • マリーアントワネットのフルネームを言える。
  • 最も長い英単語を言える。

どれがウソかは、書かないほうが楽しそうですね。

苦しい

2004年10月11日(月) 11:56

マックで原稿を書いている。

普段は他の人のおしゃべりはまったく気にならないのだが、 今日はそばに来た小さな女の子が、大声で計算を始めた。 「2たす2は4でしょう! 4たす4は8でしょう! 8たす8は16でしょう!」 さすがにこれは苦しい…。せめて「2のべき」はやめてくれ…(苦笑)。

はっと気がついたら1時間半が過ぎていた。 あと4時間くらい書けば、今日の分は一段落すると思う。

2004年10月10日(日)

天ぷら蕎麦

2004年10月10日(日) 20:18

今日の夕食は天ぷら蕎麦でした。

ちくわ切るぅと言いながら次男がちくわを切ります。 長男は天ぷらのころもを溶きます。 家内がいんげん、かぼちゃ、さつまいも、ちくわを揚げていきます。 ちくわを揚げるときのころもには青海苔を混ぜ込みます。

鍋いっぱいのお湯でお蕎麦をゆでて、 ざるにあけてから、水を流してぬめりを取ります。 その間にお蕎麦のだしを水で割って準備。

揚げたての天ぷらで、いただきます。

2004年10月9日(土)

台風

2004年10月9日(土) 13:36

強い台風が近づいているせいか、 何となくぼうっとしている。

とてもうれしい励ましのフィードバックをいただきました。 お名前も、メールアドレスも書かれていないので、 わたしからは直接返事をできないのですが、 ありがとうございます。

2004年10月8日(金)

大いなる無駄

2004年10月8日(金) 10:39

本を書いている。今週はずっと[co]の章を書いている。 全体を一回ざっと書いたが、これだと分量的に2, 3倍あるので、削っている。 この間おもいついたことはまだ蒸留しきれていないけれど、各節に行き渡らせてみた。 なかなかよろしい。

テキストで書いた原稿をPerlでLaTeXに変換し、 それをPDFに直す。 A4の紙に見開きになるように印刷してから折りたたんでホチキスでとめる。 小冊子風になる。 鉛筆を片手にもってそれを読み、気がついたことを書き込む。 コンピュータを開き、書き込みを読みながらテキストを修正する。 小冊子の中で、修正を反映したページは破り捨てる。 …そういうことを何度も何度も(5回とか10回とか)繰り返す。

膨大な時間を投入し、たくさんの文章を書き、たくさんの文章を捨てる。 そうやって、良いと思うものだけを少しずつ少しずつ積み重ねていく。 このような、(一見)大いなる無駄のような一連のプロセスが、 どうも私の性に合っているみたい。

「書いたものの最上ではなく、捨てたものの最上で質を測れ」というのはLamportの言葉だったと思う。

トランプ

2004年10月8日(金) 06:14

教えてクン状態の日記です。

トランプのマーク(ハート、スペード、ダイヤ、クラブ)は「スート(suit)」という呼び名でよいのですよね。 では値…というか数字…というか(A, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, J, Q, K)は何というのでしょう。 Googleで少し調べると「ランク(rank)」のようなのですが、まだ確信が持てません。

それから、わたしの記憶の片隅に「エースも絵札」という情報があるのですが、 これはほんとうでしょうか? わたしの勘違い?

もう一点、絵札以外のことを何というか。字札? 文字札?

そもそも「トランプのオフィシャルサイト」なんてあるのでしょうか…。

後でちゃんと調べようとは思いますが、 日記の読者には非常に詳しい人がいそうなので「そうだよん/ちがうよん/こうだよん」と教えていただくと感謝です。 メールでも、 フィードバックからでもかまいません。よろしくお願いします。

追記

たくさんの反応や情報源をありがとうございました。

  • ランクという用語でよいか?→よさげ。ただし、KはKというランクであって13というニュアンスは少ないかも。
  • エースは絵札か?→ちがうようだ。でも2〜10以外を絵札と読んでいる人もいる(実際にAが絵になっているのもある)。
  • 絵札(J, Q, K)以外のことを何というか(字札? 文字札?)→字札、数札、そのほかいろいろ。

以下、参考にできると教えていただいた情報。

  • 広辞苑
  • Video Pokerの用語集
  • goo辞書で「絵札」検索
  • カードマジック関連のサイト
  • コントラクトブリッジ関係のページ
  • ウィキペディアのトランプの項
  • wikipediaのplaying cardsの項

2004年10月6日(水)

2004年10月5日(火)

よいかも

2004年10月5日(火) 19:30

本を書いている。[co]の章の続きをていねいにand/orざくざくと進める。 ごりごり書いているうちに、何かひらめくものがあったので、手に任せてその「何か」を展開してみる。 うーん、なるほど。ちょっと、よいかも。すごく、よいかも。

まだ文章はぐちゃぐちゃなんだけれど、うまく蒸留してやれば、確かな核になってくれるかも。 もう少しブラッシュアップすれば、足を踏み鳴らして踊りたくなるくらいうれしくなるかも。 (かも、ばっかりだな)

あたりまえのこと。あたりまえだとみんなが思っていること。あたりまえ過ぎて、つまらないと思っていること。 そんなものに新しい光をあてて、読者さんに「はっ」と気が付いてもらえるような本になるとよいなあ…。

小説「聖書」

2004年10月5日(火) 16:50

ふと思い出したので書いておく。 小説になった「聖書」というのがある。 ウォルター・ワンゲリンという方が書いた本だ。 何年か前、ワンゲリンさんの講演を聴いたことがある。 「物語」というものについての講演だった。 聖書を小説(物語)として表現することの意味についてワンゲリンさんが語っていた。 知識として聖書を読むのではなく、自分の体験として聖書の世界に入り込むことが大切、とワンゲリンさんは言っていた。

知識として聖書に書かれていることを理解・記憶するのではない。 聖書の記事を読み、その世界に入り、そこに起きている出来事を感じる。 登場する人たちとやりとりをする。憤りを感じたり、悲しんだり、喜んだりする。 時には武器をとって戦い、時には歓喜の歌声を上げる。

Web日記を書くという行為は、自分の生活を「物語」化することといえるだろうか、どうだろう。

毎日生活している。平凡な時間の中に、いろんな人とのやりとりがあり、喜びや悲しみがある。 その一部を切り出して、自分なりの文章で表現する。 それを他の人が読み、一部を共有し、体験する。

人のWeb日記を読むのは(知識を得る場合もあるけれど)、 多くは、知識が目的ではなく、何かを共に体験するためではないか。 場所は離れており、年齢も違うけれど、同時代に生きている人間として、 Web日記というささやかな文章を通じて、共通の時間を生き、共通の何かを体験するためではないか。

そんなことを考えた。

では、仕事に戻ります。

2004年10月4日(月)

Letterを終了

2004年10月4日(月) 23:55

1999年から5年に渡って[Letter]という企画(?)を続けてきましたが、 このたび、一区切りをつけて終了することにしました。 [Letter]は、結城の身辺雑記(ちょうどこの日記のような内容)を「あなた」にあてて手紙として送るものでした。

GmailとATOM feed

2004年10月4日(月) 23:35

Gmailのinboxにatom feedが付いているんだけど、このフィードを読むためにはもちろんユーザ名とパスワードがいる。 …ん? あ、RSSリーダー(ATOMリーダー)にユーザ名とパスワードを渡しておけばよい、と? RSSは「公開」されているという意識が強かったので、ちょっと不思議に感じてしまった。

境界線(バウンダリーズ)

2004年10月4日(月) 18:38

はちこさんとぼぼるパパのご夫妻が翻訳なさった『境界線(バウンダリーズ)』が発売中とのことです。

結城はまだこの本を読んでいないのですが、 本の概要と、過去にはちこさんからお伺いした内容から、 以下のようなことを思いました。 プログラマ向けの文章です。

オブジェクト指向プログラミングでプログラムを書いたことのあるプログラマならば、 クラスを設計するときにそのクラスが負うべき「責任」あるいは「責務」が重要であることをご存知でしょう。 クラスの責務が揺らぐとき、無駄なメソッド呼び出しが発生したり、 カプセル化を破壊して他のクラスのフィールドに触らざるを得なくなったりするものです。 そのような崩れかけたソースコードを読んでいたら、きっといやな気分になり、 すっきりとリファクタリングしたくなりますよね。

それと同じことが、自分の人生――自分と他者との関係――にもあるのではないでしょうか。 ソースコードをリファクタリングするのと同じように、 自分と他者との間の「境界線」を自覚し、自分の責任範囲をはっきりとする。 そのようにすることで、実り豊かなコラボレーションが可能になる。 そのための原則を、神さまの御言葉である聖書から学びましょう。

『境界線(バウンダリーズ)』はそのような本ではないか、と期待しています。

本を書く

2004年10月4日(月) 10:42

本を書いている。今週は[co]の章を書く。

まず、新たな気持ちになって章の頭から順番に書いていく。ていねいに、ていねいに。でもあまり細かいチェックはいれない。 書いているうちに自然に自分の心に浮かんできた疑問とその解答を書き付けていく感じ。

しばらく書くと疲れてくるので、そしたら[co]の章のファイルの末尾に書いておいたメモ(昨晩までに書き溜めていたもの)を ざくざくと節に分けて章の中に入れ込む。 大量の重複が生じるがあまり気にしない。 どうせ今週の末までにはこのメモはすっかり姿を変えてしまうのだから。

…

昨晩のこと。 子供が眠ってから、家内と2人ダイニングでおいしい煎茶を飲む。

家内「ねえ、次の本はいつ出るの?」

私「いま書いてる」

家内「ふうん」

私「こないだまでどうもうまく行ってなかったんだけど、最近はだいぶなめらかになってきた」

家内「へえ。あなたでもうまく行かないってことあるの。いつも楽しそうに仕事してるみたいだけど」

私「そんなことないって。 最初、自分が思いついたことを形にしようとしていたんだけれど、それだとどうもうまくない。 書いていてしっくりこない。というか…ざらざらの壁に右腕をこすりつけながら歩いているみたいで、 ものすごく痛い」

家内「ふうん」

私「でも書いているうちに、ふと、進め方を変えてみた。 自分の考えを全面に出すよりも、昔から知られている大切なこと――それほど数は多くない――に絞る。 その「大切なこと」をわかりやすく読者に伝えるにはどうしたらよいだろう、と考える。 読者がイメージしやすいように例を厳選したり、述べ方の順序に注意したりする。 飽きないようにクイズ風味も付け加える。そんな風にしてくっきりと「大切なこと」が伝わることに集中する。 …そんな態度で行くようになってから、スムーズに流れるようになった。とても気持ちがよい」

家内「あなたはいつもそういう書き方になるわね」

私「そうかもしれない。 自分のオリジナリティを出そうとするとうまく行かない。 だから、自分のことを忘れよう。 よい素材のことと、その素材を伝える相手…読者のことを考えよう。そこに集中しよう。 そうすると、うまい方向に進むみたいだ」

家内「何だか、うらやましいなあ」

2004年10月3日(日)

食材を集める

2004年10月3日(日) 22:32

今日は礼拝。 自分の口で告白することの意味と、 自分の口で自分の意志を表現することの意味を考える。

生協を頼むのを忘れていたので冷蔵庫が空、と家内が言い、 帰りにスーパーで牛乳やシリアルや野菜そのほかの食材をたっぷり買い込む。 私と子供たちは車の中で待つ。 私はいつのまにかぐっすりと眠っていた。

午後からは、何となくコンピュータに向かって今週の[co]の章に書きたいことを思いつくまま書いていく。 参考書に書かれていることを自分の口でもう一度表現しなおしてみたり、 まったく別のサンプルを作ってみたりして、あれこれ試す。 そうやってばたばた書いているうちに、素材は十分そろったように思う。 ちょうどスーパーで食材を買い込んだように。

とりあえず、cvs commitして冷蔵庫…じゃなかったCVSのレポジトリに原稿をcommitする。 素材は十分集まったので、もう一度最初からストーリーを考えつつじっくりと書いていこう。 これが今週のメインの仕事である。

できるだけ無駄になってもかまわないという気持ちでいこうと思っている。 最初は「心の中の校閲者」を呼び出さずに、自由に心を広げる。心を広げて文章を進めていく。 そうしているうちに、きっと心が何かを捕まえてくれることを期待しよう。

聖霊様が、私の書く文章に新しい息吹を吹き込んでくださることを期待しよう。 私自身がおどろくような奇跡を神さまがなしてくださることを信じ、 先取りして感謝しよう!

神さま、ありがとうございます!

2004年10月2日(土)

脳力テスト

2004年10月2日(土) 23:00

あなたもやってみる? と家内が「脳力テスト」とか何とかいう本を持ってきた。 脳の老化を防ぐためのテストだという。 ついむきになってやってしまった。 記憶できる単語の個数は家内の倍ぐらいあって「ふふん」と思ったけれど、 計算ドリルのスピードは家内に負けてしまってちょっとショック。 疲れるけれど、妙に楽しいのはなぜ。

2004年10月1日(金)

「Googleの知らない文字列」コンテスト

2004年10月1日(金) 23:35

ふと思いついたので、こんなコンテストをやってみようと思います。 題して「Googleの知らない文字列」コンテスト。

要するに、Googleで1件もWebサイトが見つからない文字列を見つけ、 その文字列の短さを競うというコンテストです。 条件をそろえるため「入力する単語はアルファベット小文字のみ。空白や数字を混ぜてはいけない」という制約を設けます。

問題は、その文字列をWebで表示したとたんGoogleに見つかってしまうということ。 とりあえずは、文字数だけを示すことにしましょう。 ちなみに、結城の現在の最短は6文字です。

意外と難しいですよ…。

追記: あ、5文字もみつけた。

うれしい

2004年10月1日(金) 19:40

本を書いている。[ki]の章のまとめとしておまけのトピックを書いていたら、 その話題が、今日の午前中に削除した部分につながっていくことがわかった。 どきどきしながら、注意深く書き進めていく。 すると、削除した部分がすべて復活して、 しかもさっきのおまけのトピックは自然に消えていった。 きれいにおさまって、とてもうれしい! 感謝。

その後、苦労して書いたけれども他の部分とうまくそぐわなかった節をばっさり削除。 そうしたところ、構成がすっきりして無駄がなくなり、とても気分がよい。 ばっさり削除するって大事なのかも。

構成を変更

2004年10月1日(金) 10:56

本を書いている。今日も[ki]の章の続き。 結局、最終節は大幅書き換え。いったん削除して構成を変更。 で、傷口の部分に薬を塗ってちょっと様子を見てみることにしよう。 まあ、明日からは次の章[co]に進んでみましょうかね。

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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki

『数学ガール』作者。 結城メルマガとWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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