目次

2000年2月29日(火) 風邪 / 「そうだよ」と「そうだね」 / なるほど
2000年2月28日(月) 低空飛行 / 長男のノートパソコン / TeXで本を書かない理由
2000年2月27日(日) 風邪
2000年2月26日(土) 眠る
2000年2月25日(金) 午後 - シェアウェア作成のアドバイス / 午前 - 頭痛 / ダイエーホークス / 某 / 採用・不採用
2000年2月24日(木) 過是
2000年2月22日(火) こもりうた
2000年2月21日(月) 仕事
2000年2月20日(日) 夜半 - 「弱さ」について / 夕方 - トゲ / DOS窓
2000年2月18日(金) 夜 - 食事 / 朝 - 仕事 / 夢 / 福屋堂本舗 / Web日記
2000年2月17日(木) 朝 - 人生は、バスケットにケーキとワインを詰めて森のおばあさんに届けるだけのものではない
2000年2月16日(水) 夜 - 豆電球 / ハーゲンダッツ / Perl初心者の部屋 / 朝 - 仕事 / レビュー
2000年2月15日(火) 夜 - 行動を起こさない理由 / 朝 - 兄弟 / 仕事
2000年2月14日(月) 夜 - ベビーカー / 4つのカギ解答 / 朝 - バレンタイン / 朝 / 仕事 / 代理戦争と仮想敵国
2000年2月13日(日) 自転車 / ゲットゲットの人生
2000年2月11日(金) 楽しみ、楽しみ / 仕事
2000年2月10日(木) 夜 - 楽しみ / 朝 - 仕事 / ページへのアドバイス
2000年2月9日(水) 夜 - 独り言 / 仕事の前の祈り / 神様に導かれる人生 / 朝 - 仕事 / ジャンヌ・ダルク / 4つのカギ
2000年2月8日(火) 夜 - 日記 / 昼 - 仕事 / フィードバック / ともかく、やってみよう! / 朝 - 翻訳の仕事 / [PQ] / 電話
2000年2月7日(月) 夜 - いいページを作ろうと思ったら / 朝 - 仕事 / レビューア
2000年2月6日(日) 夜 - 仕事 / XML / だっこー / 離乳食 / 昼 - 仕事 / メタな作業 / 朝 - 仕事 / 『Perlクイズ』≪パズル≫
2000年2月5日(土) 夜 - 仕事 / 「なるほど」という瞬間 / 昼 - 仕事 / 本を書く心がけ / 父との会話 / 朝 - 仕事 / XML / 女性とおつきあいをするときの心がけ
2000年2月4日(金) 夜 - 猫 / フィードバック / [JQ] / 朝 - 仕事 / 完全な愛は恐れを締め出す
2000年2月3日(木) 夜 - 翻訳練習 / 作文練習 / 朝 - 仕事 / Web日記
2000年2月2日(水) 夜 - わくわくワークショップ / 電話 / 朝 - 原稿送付
2000年2月1日(火) 夜 - メール / 朝 - 仕事
日記一覧

2000年2月29日(火)

風邪 / 「そうだよ」と「そうだね」 / なるほど

2000年2月29日(火) 00:00

家内の風邪はだいぶ回復。みなさまのお祈りと癒し主なる神さまに感謝。

あいづちの打ち方は難しいという話。 「AってBだよね」と言われたとき、自分がその事実をすでに知っていたときになんと答えるか。

  • (1) 「そうだよ」といって頷く。
  • (2) 「そうだね」といって頷く。

(1)の場合、イントネーションに気をつけないと「私は何でも知っている。 もちろんあなたがいま言った『AはB』ということだって知っている。 そんなことも知らないと思っているのかい。失礼な話だ」という意味に聞こえるあいづちになる場合がある。 (2)の場合は比較的(1)よりは危険性は少ない(ように思う)。

実際に「自分は何でも知っている」とか「相手になめられてなるものか」いう意識でいると、 ついつい(1)のような受け答えが多くなる。 でもそれは結構「損」である。 通常、何か情報がやってくるときには「既知の情報」と「未知の情報」が順番にやってくるものだ。 最初「既知の情報」が来たときに「そうだよ(そんなことは知っているよ)」と答えると、 話し手は「あ、そうかい。じゃあこの話はもういいね」という気持ちになって、 有益な「未知の情報」が失われてしまうことがある(そういう体験をした方は多いのでは?)。 突っ張らないで、情報の受け入れチャンネルを切断しない力も、 コミュニケーションでは大事なことである。

突っ張った話し手よりは、懐の深い聞き手の方が、信頼されることが多い。


私は「あたりまえの話」をするのが好きだ。 あたりまえの話、簡単な話、どこかで聞いたことのあるような話が好きだ。 でも、そのうちに、いつのまにか「おや?」と聞き手に感じさせ、 「ふうん」と思わせ、「なるほど」と言わせるような話になったら最高だなあと思っている。 いや、もっと最高なのは、相手からのフィードバックで私自身が「なるほど」というような話なのだな。

これは知っているよね。こうやればこうなることも知っているよね。 じゃさあ、こうやったらこうなるんじゃないかなあ。 やってみようよ。ほら!ね。やっぱり。 あ、でも、このときはどうしたらいいかなあ。え? あ、そうか、こうすればいいねえ、確かに。 なるほど。

…こんな感じの話をしたり、対話ができたり、本が書けたりしたらいいなあ、といつも考えている。

自分が見つけたささやかな発見は、 世界のどこかでは誰かがとっくの昔に発見しているのかもしれない。 けれど、 自分の目の前の1つの発見、1つの対話、1つの微笑み、1つのあいづちを大事にしなかったら、 生きているかいがないってもんだ。

2000年2月28日(月)

低空飛行 / 長男のノートパソコン / TeXで本を書かない理由

2000年2月28日(月) 00:00

朝、家内の作業の手伝いを少ししてから外に出る。 私の風邪はだいぶよいが、家内はのどがまだ少し痛いようだ。 「低空飛行」とのこと。

昨日、私が数年前に使っていたノートパソコンを長男にやった。 「コンピュータでお絵かき」したいということなので、 とりあえずペイントブラシで遊べるようにセットアップ。 このノートパソコン(メモリは拡張して4MB,OSはDOS+Win3.1)は フロッピーディスクやモデムが壊れている「スタンドアローン」マシンなので、 使い道がなかったのだが、しばらくは長男のおもちゃになってくれるであろう。 そのうちにタッチタイプも教えることにする。 確か私はこのマシンで『C言語プログラミングレッスン 文法編』を書いたのであった。 あ、思い出してきたぞ。長男を抱っこバンドで抱えて、 図書館まで出かけ、そこのロビーで文法編の最初の章をタイプしていたなあ。 泣きそうになったら長男をゆすって。(遠い目)

結城はこれまでプログラミング言語の本を何冊か書いてきたけれど、 TeX(LaTeX)を使って書いたのは実は文法編一冊だけだったりする。 このときに私はTeXを使って本を書くのは大変だと悟ったのであった。 今後もたぶん(少なくとも当分は)TeXを使って本を書くことはないだろう。 なぜかというと、文章を書いている最中にレイアウトがとても気になってしまうのである。 テキストはテキスト、レイアウト(組版)はレイアウトと気持ちが切りかえられるといいのだろうけれど、 なかなかそれが難しくて、結局文章の「読み込み」に時間がとれないのだ。 私の場合、文章をじっくり読んで、読んで、読み返す作業はとても重要で、 それによって文章の質がかなり変化する。 その段階ではあまりレイアウトや索引に気を取られない方がよいらしい。 TeX(LaTeX)でよい本を書く著者の方も(たぶん)いらっしゃるだろうけれど、 私にはどうも合わないらしい。 もっと原始的に、 テキストエディタでプレーンテキストによる入稿の方が、 結城の場合にはよい品質の本ができるように感じている。 論文の場合と書籍の場合にはまた状況は違うだろうけれど。

2000年2月27日(日)

風邪

2000年2月27日(日) 00:00

家内と次男にも風邪がうつり、今日は安息日。 次男は鼻水がだらだらであるが、こどもかぜシロップを飲むとだいぶましかな。 家内は(まだ)風邪前段階でとどまっている。 このままとどまっていてほしい。 とはいうものの会計担当の家内には確定申告というお仕事が待っているのでした。

2000年2月26日(土)

眠る

2000年2月26日(土) 00:00

泥のように眠りつづける一日。 今日は8割くらいの時間を眠っているね、と家内に言ったら、 休みの日はいつもそうじゃない、と言われてしまった。

2000年2月25日(金)

午後 - シェアウェア作成のアドバイス

2000年2月25日(金) 00:00

読者からのメール

シェアウェアを作ってみようかと考えていますが、 顧客管理が今一わかりません。 ソフトウェア自体に制限解除機能をつけないといけないのか、 それとも vector などに登録すれば自動的に制限解除をするような機能があるのか。 それとももっとべつの手法があるのか。 その他のことでも,何かあれば教えていただければうれしいです.

結城の回答

メールありがとうございます。 質問の主旨がいまひとつわかりにくいのですが、思うところを書きます。

まず、機能制限の意義について。 シェアウェアは通常のフリーソフトと同じようなもので、 ただ、利用者が継続して使用する場合にお金を払うという点が違うだけですね。 ですから、機能に対する制限は必ずしもつける必要はないわけです。 「でも、機能に対する制限をつけなかったらば、誰もお金を払わないんじゃ?」と思いますか。 そうではありません。 機能制限がなくてもお金を払う人はいます。 例えば拙作のトーキー!は終了時にお金を払ってねというダイアログが表示されますが、 機能的な制限はありません。けれども払う人は払ってくれます。 ポイントは料金と機能のバランス、そしてライバルとなるソフトにどんなものがあるか、です。 とてもすばらしいソフトで、類似のソフトがまったくなく、 そのソフトを使いつづけなければ不便で不便でしょうがない、 というソフトならユーザはお金を払うでしょう。 でも、普通のソフトならば、 ちょっと使って不都合な制限があったなら、もう使わなくなる可能性も高いです。 つまりお金を払う払わない以前に、機能制限によって潜在的ユーザを失っているのです。 例えば拙作の【安全メモ】はフリーソフトですが、 シェアウェアであるトーキー!よりも常時ダウンロード数が2倍以上あります。 ジャンルが違うので単純な比較は難しいですが、 「シェアウェア」と「フリーソフト」という分類の時点でシェアウェアは分が悪いのかもしれません。

次に機能制限の方法について。 機能制限とその解除にはいろんな方法があります。

(1)ユーザ登録ごとのパスワード

ユーザ登録をさせて、それぞれに異なるパスワードを発行する方法。 確実ですが、煩雑であり、ユーザ管理もまじめにやる必要がある。 手間がそれなりにかかる。Becky!などがこの方式ですね。

(2)共通パスワード

ユーザ登録はさせるのだが、発行するパスワードは共通なものを使う。 単純だが、パスワードがもれた場合にうれしくない結果になる。 トーキー!はこの方式です。

(3)チェックなし

ユーザ登録はさせるのだが、解除は各人が勝手に行う。 料金を払わなくても解除の方法はすぐにわかる。 Perlのスクリプトなどをシェアウェアにする場合にはこの方法にせざるをえない。

(1)(2)の場合には、登録解除するパスワードをユーザが入力したときには適切なファイルやレジストリを使って、 正式ユーザであることを認識するような仕組みをプログラム中に埋め込んでおく必要があります。 vector.co.jpにパスワードによる機能解除方法があるかは不勉強で知りません。 Webページで探してみてください。 シェアウェア料金代行のkagi.comではregister.exeというソフトでパスワード管理ができるようです。

顧客管理については、結城は正式ユーザのメールアドレス一覧を管理しておくくらいしかしていないので、 何ともいえません。 サポート用メーリングリストを作るなり、 掲示板を作ることになると思います。 料金代行を行う会社についての情報を以下に示します。 現在は他にもたくさんあると思いますので、検索エンジンなどでお調べください。

  • kagi.com
  • カギソフトについて

個人的には、 シェアウェアでも機能制限は最小にして 「とにかく広め、知名度を高くする」 ことに専念したほうがよいと思いますが、 どうぞあなたがご判断ください。

午前 - 頭痛 / ダイエーホークス / 某 / 採用・不採用

2000年2月25日(金) 00:00

熱は下がったが、頭痛と腹痛がまだ少し。 やれやれ。 昨晩はhyuki.comのサーバが落ちていたらしい。

熱があって寝込んでいるとき、 頭の中でずっとダイエーホークスの応援歌が流れていて苦しかった(^_^; 先日神戸らんぷ亭で牛丼を食べたときに頭にメロディが残っていたらしい。

そろそろ月末の繁忙期に入らんとしている。 でもまだ体が本調子ではないので、だらだらと仕事することにする。

メールをいただくのはとても楽しい。 メールを出している人の声が聞こえてくるようで。 結城の活動に対する励ましのメールはもちろんのこと、 批判のメールや、誤りの指摘のメールもとてもありがたい(もっとも、批判のメールは最近少なくてちょっとさびしい)。 先日は、複数の方から、 「インターネットに関わっていない人のために」結城のページを印刷して渡す/渡したというメールをいただき、 とてもうれしかった。 自分のささやかな文章が誰かの役に立つ経験というのはとても感謝なことである。 結城の文章はちょっと「いいこちゃん」なところもあるかもしれないが、 まあそれも「芸風」ですからしょうがないですね。

おもいつきで話題があちこち飛びますが、 私は自分の文章に課している制限がある。 1つは「某」という書き方をしないこと。 「某社の仕事を行う」と書く代わりに「ソフトバンクの仕事を行う」とか、単に「仕事を行う」と書く。 「某」というと何となく業界人を気取っているみたいでいやだから (あ、これは某という言葉を使っているほかの人を批判しているわけではないです。念のため)。 もう1つは、印刷物において、いわゆる顔文字を使わないこと。 ネットでは使うが、あまり多種類を使わないこと。 私が使うのはほとんど(^_^)と(^_^;だけで、たまーに *^_^* を使うくらい。 使いすぎるとだんだん文章力がなくなっていくように感じるから。 連載や書籍など、印刷されることが前提となっている文章ではほとんど顔文字は使っていない。 それから、あまり使いたくないけれど、うまい方法が見つからないで使っているのがイニシャル。 「夜、N編集長と打ち合わせ」というような状況をイニシャルを使わずに表現するのは難しい。

話はさらに飛びます。 立場上、面接官をする機会が最近多い。 技術者の面接である。 面接でプログラムを書かせるわけではない。 その人の書いたプログラムを見ないでプログラマの能力を測るのは難しい。 新卒の場合だと、 若いです/がんばります/何事も勉強だとおもってやります、という押し方もあるかもしれないが、 中途採用の場合だとそれでは駄目だ。 即戦力になる、何かキラリンとした一点がないとなかなかつらいと思う。 しかもその一点が客観的な評価、現実的な実績と結びついていると強いと思う。 プログラマなら作ったプログラムとその行数、そして言語。 システムエンジニアならまとめたプロジェクトとその中での自分の果たした役割。 マネージャなら関わったプロジェクトの規模と数。 基本データとしては、以上だろうか。 でも、それらの内容がすばらしくても、 採用する側の企業の必要と合わなければ採用されないこともある。 不採用になったとしても、それは人格が否定されているわけではないし、 技術力が否定されているわけではないことも多い。 どうかめげないで、いろんな道を模索してください。

2000年2月24日(木)

2000年2月22日(火)

2000年2月21日(月)

仕事

2000年2月21日(月) 00:00

朝、昨晩のキャベツ炒めの残りとわかめとえのきの味噌汁。 えぼだいを焼いたの。ごぼうを肉で巻いたの。食後に洋なしのタルト(手作り)とコーヒー。

コーヒーを飲みながら書籍原稿の執筆(75分)。なかなかよい。 目次を見て全貌をイメージしてから初めの章のアウトラインを作る。 その後ハッシュの練習問題を少し作成。 JavaとPerlは両方とも好きな言語だけれど、そのポリシーはずいぶん違うなあ。

先日(土曜日?)の天声人語に山形さんの訳本の話が出ていたと思ったら、 今朝の朝日新聞の「ひと」の欄には青空文庫の富田さんが登場していた。

2000年2月20日(日)

夜半 - 「弱さ」について

2000年2月20日(日) 00:00

日記めぐり中「山羊歩当棒録」で急に自分の名前が登場してびっくりしてしまった(2000年2月19日)。

 > 結城さんだったら人の「弱さ」をなおすのは「人」ではなく「神」だというかもしれない。 

私だったら「弱さをなおすのは神だ」と言う以前に、 「神様は、あなたの弱いところにこそ働かれる」と言うと思います。

確かに、私たちの人生をややこしくし、ままならないものにするものの一つに私たちの「弱さ」があります。 「道徳的な弱さ、意志の弱さ、そして存在そのものの弱さ」と村上春樹が書いている通り。 そして私も含めて多くの人が、自分が感じる自分の弱さを「努力」などで何とか克服しようとする。 そしてうまくいったり、うまくいかなかったりする。 ずっともがきつづける場合もあるし、そのうちに諦めの境地に至る場合もある。 でもそこには人間中心的な前提がある。

  • 私は私のことをよく知っている。
  • 私のこの部分は弱さであり、そこは矯正されるべき部分である(と私は知っている)。
  • 自分の努力で(知識で、誰かの助けで)その弱さは克服できるのだ / この弱さは何をもってしても克服できないのだ。
以上のような項目が隠れた前提条件になっている。 実は、弱さを語るときですら、人間というのは自分に対してずいぶん過剰な信頼(自分の考えは正しいという信頼)を置いているのだ。

神様を中心にすえた視点は違う。

  • 私はこれが私の姿だと思っているが、神様の目から見たら全く違っているかもしれない。
  • 自分のこの部分は「弱さ」のように見えるが、神様に適切に用いられるときそれは私のもっとも「強い」部分になるのかもしれない。
  • この部分だけを「矯正」すべきではなく、自分の人格全体の中で取り扱われるべきなのかもしれない。
  • 自分に見えるこの「弱さ」は1つの「結果」あるいは「症状」にすぎなくて、それをいじりまわしてもしょうがないのかもしれない。
  • 自分の努力でできる範囲は非常に限られているが、神にできる範囲は無制限である。何しろ神様は私自身を作ったのだ。
  • 自分にはこの弱さは克服できないが、神にはできないことはない。もしも克服することが可能であり必要なら、神はそれをなしてくださる(信じて求めれば)。
神さまが働くときの「価値の大逆転」は人間の思いをはるかに越えている。 代表的な例を1つだけ。 キリスト教の中心となるシンボルは「十字架」だが、あれはもともと墓場や死を表すものですよね。 しかしキリスト教ではあれこそが愛であり、救いであり、復活であり、命なのです。 人間の狭い考えをふきとばすような「価値の大逆転」が、キリスト教にはあるのです。

…私だったらこんな風に答えます。山羊さんへ。(^_^) 山羊さんの弱さにも主が触れてくださり、主からの平安が与えられますように。

  • 山羊歩当棒録

ところで英語版の「羊をめぐる冒険」を読んでいてふと思ったこと。 「ジェイ」というのは「J」と翻訳されていました。 これって「I」(私)の別の形というほどの意味かしらん。

夕方 - トゲ / DOS窓

2000年2月20日(日) 00:00

家内は授乳のため睡眠不足。 今日の礼拝は私と長男の二人で出席。 礼拝後、久しぶりに長男と二人だけで食事をする。 サンドイッチ。 その後、買い物をする。 ポトスを買いに園芸の店にいったところ、長男がサボテンに触ってしまい、 細かいトゲがたくさん指先に刺さる。 そのうちに痛くなってきたらしく大粒の涙を流して泣き出す。 あわてて家に帰る。 家内に毛抜きを使ってトゲをとってもらうと、長男はその間に泣き疲れて眠ってしまう。 目を覚ました頃には痛みはすっかりとれていたようだ。 感謝。

ちょっと驚いたこと。 実は結城はいままでDOS窓を80×25で使っていた。 プロパティを変えると大きくなるのであった(ガーン)。 何で今まで気づかなかったのだろう。 いや、気づいていたはずだ。 いままで何回かプロパティは直していたから。 うーん、盲点なのかなあ。 (補足:これはWindows NT 4.0でのお話。Windows95,98などではどうでしょうか)

2000年2月18日(金)

夜 - 食事

2000年2月18日(金) 00:00

寒い日が続く。

私はよく昼食を食べ忘れる。 ふと気がつくと昼食の時間をはるかに越えていて、 すでに夕食の時間になっていたりする。 そういう話をすると家内はあきれて苦笑する。 でも、一食抜いた次の食事はとてもおいしい。 食べると手の先まで温かみが届いてしあわせな気持ちになる。

今週もよく仕事をした。 もっと文章を書きたい。 もっと本を書きたい。 もっとプログラムを書きたいなあ。

1986年ごろに書いた物語のファイルが出てきて懐かしく読む。 またそのうちお化粧直しをして公開することにしよう。 また、いつかね。

朝 - 仕事 / 夢 / 福屋堂本舗 / Web日記

2000年2月18日(金) 00:00

朝、昨晩の鍋を元にした雑炊。 コーヒーを飲みながら翻訳の原稿書き35分(第7章直訳)+25分(第1章校正)。 まあまあよい。 昨晩は家内の授乳のタイミングで私も目が醒めたので、 何だかとても眠い。

【夢(数日前)】 本を開いて見ている。大判の本でそれほど厚くはない。 全体としては白い印象の本だが薄く生成りのようにも思える。 紙は厚手で手漉きの和紙か、羊皮紙か、とにかく丈夫そうだ。 大きな文字で英語の文章が書いてある。 たぶん聖書の言葉だろうと思うが、はっきりとはわからない。 太目のペンか筆で、手書きらしい。 「よい文章」らしい印象を受ける。 意味がわからなくてももどかしく感じるわけでもなく、 ゆっくりとページをめくっている。 紙の手触りや文字から受ける印象を楽しんでいるような感じ。

福屋堂本舗が終わって驚いたら、 実は『ぶ〜け』全体が終わるのであった。

昨日は「人生は」などと大上段に書いてしまったが、 いろんな人からフィードバックをもらってうれしかったりする。 「人生は」とか「人生とは」という表現は青臭くて気恥ずかしいような気もするが… いや、実はあまり気恥ずかしくはなくて、 ただ「気恥ずかしいと感じなければいけないかな」などという幻想があるだけだったりする。 Web日記にはそれぞれの作者の「芸風」(byイン妻)というものがあって、 そこからはなかなかはみ出ない。 はみ出す作者もいるけれど、そのはみ出るやり方も芸風の一部だったりする。 結城の日記の、 Readme!Japanに登録しているキャッチフレーズは「愛について真面目に考える」だったりするのだ。 きゃーはずかしー。*^_^*

Web日記は読むのも書くのも楽しい。 自分の心に浮かぶ言葉をいろいろ書き出すことは楽しく、いうにいわれぬ喜びがある。 まとまった文章である必要はなく、テーマも特になく、その日その時の文章を書けばいいのだ。 文章をたくさん書いていると、自分はどんどん裸になっていく。 格好つけようとしても読者はだませなくて「格好をつけようとしている作者」というものが出てしまう。 それはメールでも何でもそうかもしれない。 1度や2度はだませるし、カッコつけたり装ったりすることはできる。 でも、何度も何度も文章のやりとりをしているうちに、 何と言うか、全部あらわになっていくのだ。 そうは思いませんか。 結城はオフ会に出ることはないけれど、 メールでやりとりをしていた人と直接会った経験を持っている人、いかがですか。 長い間メールのやりとりしていた人は会っても意外と印象が変わらないのじゃありませんか。 ヴィジュアルなイメージは違うかもしれませんが、話してみると文章と同じだったりしませんか。 どうでしょう。

作者と「波長」が合うと、 Web日記はとても面白く読めるし更新が楽しみになる。 私自身もそういうページがいくつかある。 そのページがなぜ好きかとか、どこが面白いかというのはなかなか説明は難しいけれど。 あっ、そういえば、Web日記って、日本人固有ですか。 日本人以外の人のWeb日記を愛読している人っていますか?

もう1つ。 昨日聖書の言葉を送ってくださった方、ありがとうございます。 とても励まされました。

2000年2月17日(木)

朝 - 人生は、バスケットにケーキとワインを詰めて森のおばあさんに届けるだけのものではない

2000年2月17日(木) 00:00

いろいろあって家内は疲れ気味だが、 出かけるとき長男と私の頭に手を置いて祈ってくれる。 幼稚園に出かける前、夜眠る前、長男は、私や家内に「お祈りして」と言う。 頭に手を置いて簡単に祈る。

コーヒーを飲みながら書籍の執筆20分(目次に戻って序文へ進む)。 翻訳の原稿書き45分(第1章の校正)。 なかなかよい。

仕事のことや、今後の生活や、 将来の住まいのことについてあれこれと考える。 どの年代にも課題や問題はたくさんある。 人生は、バスケットにケーキとワインを詰めて森のおばあさんに届けるだけのものではないのだ。 せっかくのケーキを転んで台無しにしてしまったり、 森の中で迷子になってしまったり、 おおかみに誘われたり、 やっと着いたと思ったらおばあさんは留守でカギがかかっていたりするのだ。

ある時期から本当の自分の人生がはじまるのでもなく、 ある時期になったらすべての悩みや問題が雲散霧消するわけでもない。 それぞれの時に、それぞれの人ごとの課題がやってくる。 それらを丹念にこなしたり、失敗したり、ほったらかしにしたり、何とかやっつけたりしつつ、 私たちは毎日を過ごしていく。

ときにはうんざりすることもあるけれど、人生はジグザグでいいのだ。 どんな問題がやってきても、「うん、それでこその人生だ」と前向きに進もう。 この世での人生は、たかだか100年たらず。自分の人生は一回きりだ。 悩みつつもめげず、考えつつも煮詰まらず、いつも祈って主に信頼して歩もう。 主に目をとめ、喜びに満たされて歩もう。

2000年2月16日(水)

夜 - 豆電球 / ハーゲンダッツ / Perl初心者の部屋

2000年2月16日(水) 00:00

夜、早めに帰って家族で食事に出る。とても寒い。家内と今後の生活について話し合う。 家に着いてから、豆電球にコードをはんだ付けして電池で遊べるようにする。 長男は直列だの並列だのといいながら豆電球をつけて遊ぶ。 「とーたん。電気って面白いねえ」 夜中、ハーゲンダッツのアイスを食べる。 冷えたのでタンポポコーヒーを飲む。 風邪ひきそうなのでビタミンCを飲む。 いきあたりばったりである(^_^; [PQ/P]を発行する1538部。 6日に1451部だったから、10日で87人も増えている。感謝。 家内は次男を寝かしつけた後、長男に絵本を読み聞かせている。

ところで、ハーゲンダッツはクッキークリームがおいしいと思いませんか。

『Perl初心者の部屋』の管理者さんにメールマガジン『Perlクイズ』の紹介を依頼したところ、 たいへん丁寧なお返事をいただくとともに、早速トップページおよびメールマガジンの紹介ページで取り上げていただきました。 感謝します。

  • Perl初心者の部屋
  • Perl関係のメールマガジン

朝 - 仕事 / レビュー

2000年2月16日(水) 00:00

朝、シリアル。コーヒーを飲みながら書籍の執筆80分(サブルーチン)。まあまあよい。 ちょっと区切りがついたので(つけるために)約80人いるレビューアに送付。 レビューアへの送付はこれで11通目かな。 現在執筆中のPerlの本は、ボランティアのレビューアによって執筆と同時にレビューを受けている。 結城が書きかけの原稿をレビューアが参加しているメーリングリストで流す。 レビューアはそれを読み、感想や意見、問題点の指摘などを結城に返す。 結城はそのフィードバックを参考にして原稿執筆に生かす。 そういう流れである。 レビューアはメールマガジン『Perlクイズ』とメールマガジン『Java言語Q&A』および結城のホームページで募集した。 結城の方からの原稿送付がしばらく滞っていたが、 最近だいぶ定期的に送付できるようになってきている。

ネットワークを使って、 リアルタイムでレビューを受けるという試みは、私にとってはじめてのことだ。 (もしかしたら日本ではじめてだったりして)。 最初はとても恐かったが、やってみるととても刺激的でためになる。 ボランティアはPerlに詳しい人から初心者までいろいろである。 それぞれの考えが返信にうまく表現されていてとても面白い。 このレビューを勉強のきっかけにしている初心者の方もいらっしゃるらしい。 バザール方式と似ているけれども、完全にオープンになっているわけではないのでバザール方式とは少し違う。 全体の制御は著者の私の側にある。 レビューア同士が集まるフォーラムのようなものは作っていないので、 レビューアと結城は一対一の関係にある(その方が本を読むときの状況に近いと考えたからだ)。 本が書きあがったら、レビューについてもまとめてみることにしよう。 まずは、本を書き上げることだ。 レビューアに感謝しつつ。 神様に祈りつつ。

2000年2月15日(火)

夜 - 行動を起こさない理由

2000年2月15日(火) 00:00

行動を起こさない理由いろいろ。

  • 他にしたいことがあるから。
  • もう飽きたから。
  • やってもうまくいかないから。
  • やってもつまらないから。
  • 他にやる人がいるから。
  • 他にやる人がいないから。
  • 反対する人がいるから。
  • 勧める人がいるから。
  • お金がないから。
  • やるにはまだ年齢が足りないから。
  • やるにはもう年がいっているから。
  • 以前やって失敗したから。
  • いままでやったことがないから。
  • 明日すればいいから。
  • 疲れているから。
  • お腹が空いているから。
  • 他にやるべきことがあるから。
  • 何となく恐いから。
  • 自分のいまの状態を変えたくないから。
  • 時間がないから。
  • のんびりしたいから。
  • 忙しいから。
  • どうすればいいかわからないから。
  • 結果がわかりきっているから。
  • 恥をかくのがいやだから。
  • えらそうに見えるのがいやだから。
  • やっても意味がないから。
  • 時期尚早だから。
  • 時すでに遅しだから。
  • 流行に踊らされていると思われたくないから。
  • 平凡だ、凡庸だと思われたくないから。

あなたの場合は?

読者からの追加。

  • 眠いから。
  • 満腹だから。
  • 酔っぱらっているから。

朝 - 兄弟 / 仕事

2000年2月15日(火) 00:00

朝、わかめとじゃがいものお味噌汁。納豆とご飯にかにシュウマイ。 たらこは冷凍庫から降ろしたが解凍間に合わず。 次男が「あぷあ、あー」などと言う。長男も同じフレーズをしゃべっていた。 赤ちゃん共通語か? 長男と次男は似ているところもあるが違うところもたくさんある。 長男はクリスマスの頃には絵本を読み聞かせできていた。 でも次男は絵本は単にゲットの対象になってしまっている(ゲットゲットの人生)。 次男の方は長男の5倍くらいにぎやかだ。 小さい頃の長男を見ていると清い気分になったものだが、 次男を見ていると楽しい気分になる。 二人子どもがいると自然と比較するようになる。 同じ部分と違う部分があるから、それは当然なことだ。 二人は同じではないのだ。 その「比較」に優劣や好悪が混在しないように心がけている。 ここでも"AS IS"が登場する。 子供たちのそれぞれの性格や特徴をそっくりそのまま認め、 その上でしつけをしていくのだねえ。

午前中、 書籍の執筆60分(サブルーチン)。 翻訳の原稿書き30分(第7章直訳)。 なかなかよい。

2000年2月14日(月)

夜 - ベビーカー / 4つのカギ解答

2000年2月14日(月) 00:00

今朝の日記の「ベビーカー」は「ハイチェア」の間違いでは? という質問を日記の愛読者からいただきましたが、間違いではありません(いつもご指摘感謝します)。 我が家ではベビーカーがハイチェアの代わりになっています。 ちなみに、ベビーカーは我が家では「くるくる」と呼んでいます。

2000年2月9日の「4つのカギ」掲載直後にそらまめさんから解答をいただいたので、以下にご紹介します (いつもフィードバックをありがとうございます)。 プログラムもいただいたのですが省略しました。

答え。
最悪の場合でも15回の操作で全てのカギが開く。
各鍵をA,B,C,Dとすると、以下の順序で操作すればよい。
A→B→A→C→A→B→A→D→A→B→A→C→A→B→A
(ただし、最初からカギが全て開いている場合は操作なしとする)

グレイ符号・・・ですね。
こんな表まで作ってしまいました。(^−^)

00: 0000
01: 0001 A
02: 0011 B
03: 0010 A
04: 0110 C
05: 0111 A
06: 0101 B
07: 0100 A
08: 1100 D
09: 1101 A
10: 1111 B
11: 1110 A
12: 1010 C
13: 1011 A
14: 1001 B
15: 1000 A

朝 - バレンタイン / 朝 / 仕事 / 代理戦争と仮想敵国

2000年2月14日(月) 00:00

昨晩、近所の小学校6年生の女の子が長男にバレンタインのプレゼント(手作りのスィートポテト)を持ってくる。

朝、いつもの一日が始まる。 たらこにご飯、お味噌汁。かぼちゃ。 私は「おいしいねえ」と言う。 家内は「そういってもらうと張り合いがあるわ」と言う。 長男も「おいしいねえ」と言う。 次男は落ちたスプーンを拾おうとベビーカーから身を乗り出す(ゲットゲットの人生)。

長男を幼稚園に送ってからファミリーレストランで書籍の原稿書き、60分。 なかなかよい。 その後、翻訳の原稿書き、20分。第1章の直訳終了(実作業時間の合計は作業ログによれば6時間)。 第1章の読み返し開始。第7章の直訳開始。 第1章と第7章を今月中にあげる予定。


代理戦争。

村上春樹の『ファミリーアフェア』に登場する。 スパゲティの味やレストランのサービスについて妹と口論する主人公。 でも実際の議論(妹からの批判)はスパゲティのことではない。 本当は別の批判があるのだが、それをスパゲティの話題の上で行なっている。 代理戦争のようなもの。

仮想敵国。

これは私が名前をつけたもの。 本当は自分の中に対決すべき問題がある。 あるいは相手と話し合わなければならない問題がある。 でも、それに向き合うのがつらいために、仮想敵国を作る。 それのせいにしていれば安心だから。それの文句を言っていれば、相手と議論しなくてすむから。 そういう「あて馬」みたいなもの、スケープゴートみたいなものだ。 「あいつっていつも○○なんだよね」「そうそう」という文脈でよく登場する。 仮想敵国が必要なときもあるけれど、 本当の問題に真剣に向かわなければならないときもある。


人を批判したり、文句をいったり、裁いたりするのにはあまり知性は必要ない。 それは本当に簡単なことだ。 人のあら捜しほど楽なことはない。すぐできる、誰にでもできる、いつでもできる。 人のよいところを正しく見つけるのは難しい。 それを正しく伝えるのはもっと難しい。 愛をもって丸ごと相手を受け入れるのは一番難しい。 人間の力では不可能である。

2000年2月13日(日)

自転車 / ゲットゲットの人生

2000年2月13日(日) 00:00

礼拝後、家族4人、無国籍料理の店で昼食。 食後のコーヒーが出たところで、私は睡魔に襲われ30分ほど意識不明(^_^; 買い物をした後、家に一度帰り、それから長男の自転車を買いに行く。 在庫がないため、とりあえずカタログだけ入手。

次男は回りのものを取りたくて取りたくてたまらない。 自分がベビーカーから落ちそうになるとか、顔からつんのめるとかにはお構いなしに、 とにかく目に見えたものを取ろうとする。 家内は「ゲットゲットの人生」と評している。

2000年2月11日(金)

楽しみ、楽しみ / 仕事

2000年2月11日(金) 00:00

朝、メールチェック。 今日は家内たちが帰ってくる。 部屋を少し片付けて布団を干し、掃除をする。 楽しみ、楽しみ。 朝食はおにぎりにコーヒー。

午前中、翻訳の仕事60分。 書籍の執筆60分。 とてもよい。

家内と子供たちが帰ってきて人口が急に四倍になった。 にぎやかなれど、楽しい。 夕食はきつねうどん、ざるそば、それに親子丼。

ukajiさん、男児出産とのこと。主に感謝。 この子の人生に祝福が豊かにありますように。 ご家族の上に主の守りがありますように。御名によって。

2000年2月10日(木)

夜 - 楽しみ

2000年2月10日(木) 00:00

明日、家内と子どもたちが久々帰ってくる。 楽しみ、楽しみ。

メールマガジン『Perlクイズ』とメールマガジン『Java言語Q&A』を発送。


 > どんなにささいなことでもいいですから
 > ご連絡くださいね。とても参考になるんです。
早速、日記の日付が1日ずれているという連絡がありました。 ありがとうございます、みどりさん。さっそく直しました。(^_^)V  こういうとき、とってもうれしいのです。

朝 - 仕事 / ページへのアドバイス

2000年2月10日(木) 00:00

早朝、翻訳のお仕事60分。 編集の方から原文のオンラインテキストをいただいたので作業がはかどる。 感謝なことである。 その後、朝食を食べながら書籍の原稿を書く。 30分。 あまりよくない。 構成は準備ができているが、よい例が見つからない。 ふむ。まあこういうときもある。 ReMixを見て、元気を出そう。


あるページに対する(勝手な)アドバイスのメールを書く。 とてもよいページなのに、 よろしくないのではと感じられる部分が数点あったので、 それの指摘を中心に。まあ、おせっかいなおじさんのようなものだ。 でも、私が自分のページを公開し始めたとき、 同じようなアドバイスを送ってくださった方がいて、 とても参考になったからなあ…。

結城のページに来てくださるあなたも、 結城のページで「これは変じゃない」とか「ここはこうした方が」というのがありましたら、 どんなにささいなことでもいいですから ご連絡くださいね。とても参考になるんです。 この間いただいたメールは 「テキストの文字のコントラストが低くて読みにくい」 というものでした。 見なおしてみると、確かにそうだったのですぐに直しました。 すごく感謝しました。 あなたからのアドバイスがすべて反映されるわけではありませんが、 あなたからのアドバイスはすべて結城の役に立つんです。 どうぞよろしくお願いします。

2000年2月9日(水)

夜 - 独り言 / 仕事の前の祈り / 神様に導かれる人生

2000年2月9日(水) 00:00

 > ところで、結城さんはお風呂で考え事をしていて、
 > 独り言はいわれませんでしょうか?

いや、言わないと思います。たぶん (^_^)。 祈っていることはありますが。

祈りといえば…仕事の前には神様にお祈りをするという話をよく書きます。 少し具体的に書きますと、 席についてパソコンの電源を入れますよね。さあ仕事だ、というわけです。 メールを読み始めたり、エディタを開くよりも前に、 心を静め「神様」と祈り始めます。 姿勢はどうでなければいけない、ということはないと思うのですが、 私はよく、机の上に両手を手のひらを上に向けて乗せ、目を閉じて祈ります。 そばにに他の人がいるときもありますが、あまり気にしていません。 大きな声を出して祈るわけじゃないし、そんなに長い時間祈るわけでもない。 慣れです、慣れ。

何て祈るかというと、まずは「神様」と心の中で呼びかけます。 誰に? だから神様に。 誰に祈っているかは、とても大切。 例えば、既婚女性がご主人に話しかけるとき、 それは相手が自分の旦那さんだとわかって話しかけていますよね。 誰でもいいから、ではなく、他の誰でもない「あなた」に話しかけますよね。 それと同じで、あの、聖書に書かれている、 全知全能の神様に向かって「神様」と祈ります。

祈り方を知らない方は「主の祈り」を唱えるのもよいですが、 呪文や念仏として唱えるのではなく、その意味を思いつつ唱えるのがよいと私は思います。 私はたいてい、神様をほめたたえる祈りからはじめます。 そして感謝の祈りもします。 具体的に思う感謝なことをあげ(数えてみよ主の恵み)、 それを感謝します(賛美は要求に先立つ。感謝は要求に先立つ)。 仕事で心配なことや、気になることを神様にうちあけ、 でも、神様が最善をなしてくださるという宣言に向かいます。

祈れないときや、信じられないときは、そのままそのことを祈ります。 祈れないときは、祈らせてください、と祈ります。 信仰が弱いとき、信仰を強めてください、と祈ります。 失敗したこと、罪を思い出したら、 それを心のうちで神様に告白します。 神様には罪を赦す権威があることを信じ、 聖書の言葉を信じて告白します。 イエスさまの十字架によってすでに救いは完成していることを思い返します。

「イエス様、あなたの十字架によって私の罪が赦されていることを感謝します。 あなたは私の罪のために十字架にかかりました。 あなたの血によって私の罪が洗い流されたことを感謝します。 あなたの十字架の死と復活を覚えて感謝します。いまも主が生きておられ、 まさにいま、ここで私に愛を注いでくださることを感謝します。 イエスさま、あなたこそ私の主です。あなたこそ私の救い主です」

罪を告白して、赦しの確信が得られることを祈り、 そして、心を開いて聖霊さまをお迎えします。 どうするかというと、その通り祈るのです。

「聖霊様、いま私の心を大きく開き、あなたをお迎えいたします。 どうぞ私のうちにいらしてくださり、私を満たしてください。 もっと満たしてください。 聖霊様が私をきよめてくださることを信じます」

ここでもまた、信じて祈ることは大切です。 はじめのうちは「信じて祈っているだろうか」などと自分の気持ちをチェックしがちなものですが、 おりにつけて祈っていると、 神様との祈りの時間が自分の気持ちにしっくりくるものです (ときには妙にごつごつするときもあります。それは神様は本当にリアルな方だからです)。

何度も何度も、毎日毎日、聖書を読んで(これは霊的な食べ物)、神様に祈って(これは霊的な呼吸)いると、 自分の中の霊が神様によって強められ、成長していくのです。 それは、他の人が人間的な目で見る成長や評価とは必ずしも一致しません。 神様に、自分の人生に介入していただき、成長させていただき、 そして神様の御旨のときに(いや、いつも)神様の御用を果たすことになるのです。 それは、人間の計画をはるかに超えています。自分が自分の頭で考える自分の人生ではなく、 神様が備えてくださる、違う次元の自分の人生です。

自分の我力で進めば、それだけの人生。自分の思いの枠内の人生。 でも、神様の計画にしたがって歩むなら、 そんな枠や限界とは無関係のはるかに自由な人生を送ることができる。 私はそのように堅く信じている。そして、そのことを証言することができる。

私は毎日、充実した人生(それは必ずしもいつも楽しいばかりではないけれど)を送らせていただいている。 でも、いま自分がやっている仕事だとか、活動だとかは、自分の想像をはるかに越えている。 確かに私の仕事は私がかんがえ、私がやっているのだが、でも本当は、そうではない。 ここ、言葉で説明するのはとても難しいのだが…そう、神様と共同でやっているとも言えるし、 神様がすべてをやっているとも言えるし、私がすべてをやっているとも言える。 私は何もやっていないとも言える。 私は仕事をしながら、まるで他の人の仕事を見るように 「こんなことも神様はしてくださるんだ、すごいなあ。 イエスさま感謝します」と思っている。 他の人の仕事も感謝だし。うーん、説明って難しい。 何と言うか、すごく楽ですごく大変で、でも感謝なこと。 ドラマチックであると同時に、淡々とした毎日。 そんな感じ(どんな感じ?)なのですが。

えらそうに、敬虔そうに聞こえるかもしれませんが、 どうか理解していただきたいのは、私が何かすぐれているとか、資格があるということではないのです。 ぜんぶ、神様がなさったこと。栄光は主のものなのです。 私がやったことはなんだろう。 自分に罪があることを本気で認めた。 自分が自己中心的な人間であることを認めた(神様ごめんなさい)。 私がやったことって、 心を開き、神様を信じ、神様に明渡し、 そしてほんのちょっぴり「こうしたいなあ、神様どうでしょうか」 「こちらに進むべきなのでしょうか」という一歩を進めたことだけではないか。

その望みが神様の御旨なら扉は大きく開かれる。 そしたら確信をもって進めばよい。 神様の御旨ではないなら扉は閉ざされる。 そしたら再び祈って道を示していただこう(ああ、そうだった。結婚のときもそのように祈っていた)。 何度も何度も祈り、正しい道を示していただけるように祈る。 すると、本当の扉が開かれる。

あなたは、あなたの人生を何に賭けているだろうか。 お金か、人間か、仕事か、地位か、学問か、土地か、家か。 自分の人生を何にゆだねているだろうか。 どんな人でも(無宗教の人でも)みな自分の生きる道を模索している。 何かを頼りに、何かに従って生きている。 あなたは自分の人生を、何を頼りに歩んでいるか。 何を基準にして生きようとしているか。 あなたは自分に与えられた最高の財産 --- 自分自身 --- を何に、誰にゆだねようとしているか。

私は、 この一回きりの人生をクリスチャンとして歩めることを心から感謝している。 神様に感謝。

ぜひ、あなたも。

朝 - 仕事 / ジャンヌ・ダルク / 4つのカギ

2000年2月9日(水) 00:00

朝、お風呂で文庫本『ジャンヌ・ダルク』を読む。 小説(ノベライズしたものかな)と映画ではまた雰囲気が違うなあ。 朝食を食べながら書籍の原稿を書く。まあまあ、よい。 今日の分をレビューアに送信する準備。

家内から電話で、面白い話を聞いた。カギ屋さんの話。

とても用心深い人がいて、1枚のサッシに4箇所カギを取り付けた。 ところがそのカギは、いわゆるクレセントではなく鍵穴しかないもので、 外から見ただけではいまopenかclosedかわからない。 で、各鍵の状態がわからないものだから、 部屋の中にいる当人ですら開けることがけっこう難しい。 「ええと、いまカギがかかっているのは一番下だけかな?」といって下のカギを回す。開かない。 「あれ、その上もかかってたっけ?」と言いながらそのカギを回す。開かない。 4つのカギが全部openにならないと開かないのだ。 結局2×2×2×2=16通り試さなくてはならなくて、てんやわんやになっちゃった。 とのこと。

さてそこで問題です。 4つのカギがあって、各状態がわからないとします。 16通り全部試せば開くわけだが、その効率的なカギのあけ方は? 一回の操作でできることは4つのカギのどれか1つの状態を変化させることだけ。 何回の操作で16通り全部試せるかな。 16回の操作でできるかな?それともそれより多くなるかな。

2000年2月8日(火)

夜 - 日記

2000年2月8日(火) 00:00

入江(兄)さまへ: 「コンピュータ関連業務の専門職」というのは面白いと思いました。 その職に適切な名前があるとよいですね。

  • 研究機関の分業化について(入江康至さん)

昼 - 仕事 / フィードバック / ともかく、やってみよう!

2000年2月8日(火) 00:00

午前中、食事やコーヒーを飲みながら書籍の原稿書き。60分。 前半はいまいち。まずいなあ、と思ったので、後半は別の章のアウトラインを作成。 こっちはすごくよい。 これで気分一新。 いいぞ。感謝、感謝。

ところで、 この日記に関するフィードバックは抜粋してご紹介させていただいております (日記の最上部にもリンクあり)。 プライバシーに配慮していますが、 もし問題がある場合にはお知らせください。 フィードバックをいただくと、とても励ましになります。 みなさん、いつもありがとうございます。

結城は毎日それなりの量の文章をネットに流していますが、 それもひとえに読んでくださる方がいてのことだと思っています。 結城も日々勉強していますが、その経過や結果がささやかながらも、 みなさんの役に立ったり励ましになったりできたらとてもうれしいです。 主に感謝しつつ (^_^)

  • 日記へのフィードバック

自分の書いた文章を読み返してみると、 調子のいいことばっかり書いているような感じもしますが、 まあ、これでいい、と思っています。 自分がその都度思っていることを、そのときの言葉で表現するしかないですものね。 何か完全にまとまってからと思うと、いつまでたっても何もできないし、ね。

中途半端でもいいから、何かを公開すると、 それにピピッと反応してくださる方の目にとまり、面白いお返事をいただけたりします。 そのような反応があると、書いている自分としても刺激になるし、 勉強のはげみになるというものです。 一人で勉強するというのは時につらいものですから、 何かの刺激がやってこなくてはね。

日記も毎日書いていると、いくぶんかは文章の練習になるし、気分転換にもなります。 やっぱり、何かをはじめてみなくっちゃ。 ともかく、自分のやりたいことを。 文章も書きつづければ、それなりにうまくなる(書きっぱなしよりは、何度も何度も読み返すのがいいけれど)。 メールの書き方も場数をふめば、整ってくる。 プログラミングも、デバッグで苦労したぶん、自分の血肉となる。 とにかく、これだと思うものをはじめてみなくっちゃ。 よく祈って進もう。 うまくいかなくなったら、また祈って考えよう。 何かの形にしなくては、直しようもない。

今日も祈りつつ、主から力を受け、喜びに満たされて歩みましょうね。 そして、すべての栄光を主に!

朝 - 翻訳の仕事 / [PQ] / 電話

2000年2月8日(火) 00:00

朝、メールチェックの後、翻訳のお仕事を30分くらい。 最近、 プログラミング言語関連書籍の翻訳のお仕事もはじまったのである(英語→日本語)。 プロジェクト杉田玄白からみのフリーな翻訳ではなく、 出版社からの依頼を受けての翻訳である。 またこれも祈りつつ進めなくては。 厚い本なので、こつこつ一年くらいかけないと完成は難しいかな。 これが結城の書籍の翻訳第1弾なので、 ぜひよいものにしたいと思っている(いつでも本を作るときはそう考えているが)。 原書をざっと読んだ感じではとてもよい本である。 翻訳が形になってきたら、またご紹介・宣伝することもあると思うので、 どうぞよろしく。

メールマガジン『Perlクイズ』の解答がぞくぞくやってきて、とても楽しい。 Perlはいろんな書き方ができる言語だから、人によるバリエーションを楽しめる。 クイズはなかなかよい形態ですね。

家内に電話。 風邪はだいぶよさそう。 家内はとてもやさしくかわいらしい声をしている。 声だけではなく、思いやりに満ちた言葉を口にするので、 電話で話をするだけでしあわせな気持ちになる。 素敵な女性である。

2000年2月7日(月)

夜 - いいページを作ろうと思ったら

2000年2月7日(月) 00:00

質問

HTML言語だけでは,ハイテクなページを作ることができないでしょうか? また,あなたのHPに書いてありましたが,UNIXがやはり必要なのですか? 最後に,やっぱりいいページを作ろうと思ったら,他の言語を交えないとダメですかね?

回答

メールをありがとうございます。

ハイテクなページというものの定義によりますが、 きっとおっしゃっているのは文章の内容がハイテクということではなく、 ホームページの見栄えのこと、ですよね。 画面に何かが飛び回ったり、色が変化したり、掲示板だの何だの、 いろいろとやりたいのであれば、HTMLだけでは難しいでしょう。 JavaScript, Java, CGI, Macromedia Flash, あるいはその他の技術を使うことになると思います。 文章の内容をよくするためにはHTML言語だけではだめで、 日本語や英語そのほかの自然言語の習得が必要です。

「UNIXが必要」という言葉の意味はよくわかりませんが、 知っていて損はないでしょう。 ホームページ(あるいはそれに関連したいろいろ)を扱う上で UNIXのコマンドをいくつか知っていないと困る局面はよく登場すると思います。

「いいページ」ですか。 これもまた、あなたがどのようなページを「いい」と考えるかによりますね。 質問の内容からは、技術的な側面で「いい」というご質問のように思えますが、 技術的な側面は実はそれほど「ページのよしあしを決めるものではない」と私は思っています。 それでは何がページのよしあしを決めるのか。 思いつくままあげてみましょう。

適切な技術の選択。 新しい技術だからといって、 やみくもに取り入れるのはよくないと思います。 技術は適切に選択する必要があります。 例えば結城のページではJavaのAppletはほとんど使っていません(使っているページもあります。使わなくては実現できないことをするために)。 Netscape NavigatorなどでJavaが起動するときにかかる時間が耐え難いのと、 Appletが使えないブラウザの読者にも来てもらいたいからです。

サイトの統一感。 全体の統一感は大切です。 デザインのテイスト、コンテンツ、全体を流れる「雰囲気」に一貫性があった方がよいでしょうね。 居酒屋には居酒屋の雰囲気があり、図書館には図書館の雰囲気があります。 図書館のようなサイトを目指しているなら、居酒屋の雰囲気にしてはいけません(逆もまた同様)。

読者の視点。 技術が優れていて、統一感があふれていても、独り善がりではよくないです。 公開するページなのですから、何らかの意味で読者の側の視点が大切だと思います。

作成者の意図。 適切に技術を選択し、統一感にあふれ、 やってくる読者のニーズを満たしていれば「いいページ」でしょうか。 そうとは限りません。 例えば犯罪行為を助長するようなページ、 不正ソフトウェアの頒布を目的としたページ、 そのほかたくさんの公序良俗に反するページがインターネットにあります。 それらの中には技術的にすぐれたページもたくさんたくさんあります。 またそこに集まる読者のニーズにぴったりでしょう。 サイトデザインもばっちりです。 でも、やっていることは「よくないこと」なんです。 ですから「いいページ」を作るには作成者が「いい意図」を持たなければならないのです。

以上、あなたの直接的なお答えにはなっていませんが、 何かの参考になれば幸いです。 なお、以上のような内容は拙著『Perlで作るCGI入門』基礎編・応用編の最終章にも書いてあります。 ぜひ、立ち読みご購入ください。

朝 - 仕事 / レビューア

2000年2月7日(月) 00:00

朝、お風呂に入りながら書籍の原稿執筆(冗談)。 実際は、お風呂の中で原稿の内容を考えている。 お風呂から上がってから原稿書き。 60分。うーん、まあまあ。 メールマガジン『Perlクイズ』の[PQ/P]を予約配送にセットする。 まぐまぐの予約配送サービスというのをはじめて使う。 これは指定した日時に自動的に送られる機能。

部屋を少し片付けてごみを捨て、幼稚園に電話で連絡を入れてから外に出る。 朝食を食べながら書籍の原稿書き。60分。うーん、要努力。 頭の中で考えていることを書くだけ(のはず)なのに、 どうして書いているうちに方向が変わっていくのだろう。 不思議だ。

ハッシュの原稿をレビューアに送る準備。 レビューアは昨年募集した約80人のボランティア。 レビューアからの情報はとてもありがたい。 励ましの一言もありがたい。

2000年2月6日(日)

夜 - 仕事 / XML / だっこー / 離乳食

2000年2月6日(日) 00:00

電池がなくなってきたところで、 喫茶店ににぎやかなおばさんご婦人が10人やってきたので退散する。 家に帰って充電しながら原稿書きの続き。 ふと、一休みと思ってソファに座ったらいきなり睡魔に襲われて1時間ほど気を失う。 起きてから明日送るつもりの[PQ/P]の準備をする。

何だか今日も、もうお仕事はいいや、という気分になったので、 Swingのtutorialをのぞいたあと、仕事を離れてXMLで遊ぶ。 perldoc XML::Parser で調べた後、Perl XML FAQへ行ってスクリプト(XMLで書かれたFAQをHTMLに変換するスクリプト)をダウンロードし、中を読む。 なるほど、なるほど。Web日記もXMLで書くと便利かも。きっと誰かやっているだろう。

  • Swing Tutorial
  • Perl XML FAQ

MakeWebもXML対応バージョンを作ろうかな。 それはMakeWeb4だな。 やりたいこと、いっぱいあって感謝なことである。

『Perlで作るCGI入門』のスクリプト中に埋め込まれていたドメイン名やメールアドレスをRIMNETからhyuki.comに変更。 Perlスクリプトで一発。らくちん。

というところで、家内から電話。 鼻風邪を引いて寝汗が出るのでまだ帰れなさそう。あらあら。 次男に「だっこー」というと「だっこして」という風に両手をさっと差し出すようになったとのこと。 かわいー *^_^*。 おいもをつぶしたものを次男に与えたらぺろりと食べたんだって(連想配列ハッシュポテト?)。 ふうん。

ちなみに長男も次男も母乳で育ち、離乳食は特にしなかった(していない)。 長男のときは家内がカミカミした食べ物をスプーンで与えていた (これは、親の虫歯がうつるでしょ、と誰かから怒られたっけ)。 だから離乳食は買ったことがないし、作ったこともない。 親と同じものを食べて大きくなったわけだ。

食べ物で思い出した。 私、夕食を食べ忘れている。 いまから食べてきます。ひゃー。

昼 - 仕事 / メタな作業

2000年2月6日(日) 00:00

礼拝の後、喫茶店で朝食を食べながら書籍の原稿書き。 60分。配列の部分。まあまあよい。

文章を書くときは、目次全体に目を配り、気になった部分を修正し、 ようし、ここ、というところを書く。 ゆっくり書く。一つ一つの言葉に心をなじませるように。 批判精神はいったんとめておいて、ただ思ったとおりに書く。 しばらくゆっくり進むと、なぜか急にスピードが速くなるときが来る。 そしたら後は指にまかせて書き、 自分は書かれていく言葉を読むことに専念する。 流れに沿って書いていくと、 細いが有益な支流がときどき流れたがることがあるので、 yet:とマークをつけてメモだけしておく。 あとでgrepするのだから、別ファイルにする必要はない。 プログラムはその都度テストする。 実行結果はよく観察する。 1時間くらいするとふと気分が変わるので、 そのときは手を休めて、こちらの世界に帰って来る。お帰りなさい。 ああ、喫茶店にいたんだった。

ファイルを閉じる前に、 いま頭の中に残っている断片をyet:マークつきでメモしておく。 ファイルを閉じたら、RCSでチェックインする。 その後、自分の作業ログに経過時間をメモし、 この次、この作業に戻ったときはどのあたりを攻めたらよいと考えるかを書き添えておく。 作業ログの編集も作業の1つだが、 これは文書ファイルの編集よりも1レベルメタな作業である(そしてこの日記はもう1レベルメタな作業だ)。

プログラマはメタな作業が好きだ。 それは再帰の一種とも言える。

「心の物語」に「和野橋」追加。

一度家に帰ってノートブックを充電しつつ書籍の原稿書き。 それから[PQ/W]発送。1451部。 30日に1407部だったから、1週間で44人も増えている。感謝。

充電できたのでまたノートを持って喫茶店に出陣し、 ハヤシライスを食べながら書籍の原稿書き。60分。 なかなかよい。 配列の続き。

メールマガジン『Perlクイズ』は楽しい。 解答を送ってくれる読者はだいぶ常連化しているが、 新しい方も毎回あってうれしい。 解答者にはそれぞれのスタイルがあって、読んでいて本当に面白い。 でも、解答のメールのタイムスタンプがすごい。 午前1時、2時、3時…おーい、大丈夫ですか(^_^; Perlクイズはメールマガジンだけれど、 リアルタイムで進行するチュートリアルみたいなものだ。 いや、チュートリアルとも違うな。 フォーラム? パネルディスカッション?  うーん、それとも違う。 ともかくも、購読者・解答者との生きたやりとりがあって、 発行者の私としてはとてもわくわくする。

まぐまぐにはお世話になっている。 一回のメールが例えば5KBとする。1500部だと送信バイト数は…7680000だから、 7メガバイト強か。それなりの量だな。 ちなみにファイルの平均バイト数はこうやって求めました。

    $sum += -s $_ foreach (@files = <pq*.txt>);
    print $sum / @files;

2000年2月5日(土)

夜 - 仕事 / 「なるほど」という瞬間

2000年2月5日(土) 00:00

夜、喫茶店で食事をとりながらEffective Perlを読む。 その後、家に戻り書籍の原稿書き。 60分。ハッシュの書き始め。すごく、すごくよい。 書きながら「なるほどなあ」などと言っている。

プログラミング言語を自然言語で説明するっていうのは、 何と言うか、 とてもチャレンジングであり、 深い喜びを感じるものだなあ。 コンピュータの世界って変化が激しいし、 何だかどんどんその変化も加速(暴走?)しているような感じがするけれど、 土台にはやっぱりプログラムやプログラミング言語があって、 地道な理解と地道な知的努力が必要だと思う。 根性、と呼ぶ人もいるかもしれないが、まあ、足腰を鍛えるってことですね。 そしてやっぱりそこには知的な喜びも伴う。 「なるほど」という瞬間だ。 プログラムは美しく、しかも実際に動く。 プログラミングはやっぱり art なのですね。 英国旅行のときに立ち寄った「ヴィクトリア&アルバート美術館」を思い出す(May 30th, 1997)。

入り口、向かって左の方の像の下には INSPIRATION と書いてあり、 右の方の像の下には KNOWLEDGE と書いてある。 そして上の方には、 THE EXCELLENCE OF EVERY ART MVST CONSIST IN THE COMPLETE ACCOMPLISHMENT OF ITS PVRPOSE と書いてあった(V→U)。

プログラミングは、芸術としてのartと技術としてのartの両面を持っている。

昼 - 仕事 / 本を書く心がけ / 父との会話

2000年2月5日(土) 00:00

昼、喫茶店でセットメニューを食べながら書籍の原稿書き。 60分。 やっぱり祈ってから書き始めると、とてもよい。 書き始めるとどんどん書くことは出てくる。 大変なのは書き始めるまでだな。 …と毎回毎回思うのだが、また忘れてしまうのだ。 困ったものだ。

夕方になって、また別の喫茶店に入り、書籍の原稿書き。 60分。うん、とてもよい。 本を書くことの楽しさを少し思い出してきた。 うん、そうだ。

本を書く心がけ

  • 「いつもの本」を書くのではなく、「いままでにない何か」が入った本を書く。
  • 新しいものをたくさん一度にいれない。「何か一つ」でよい。
  • 自分がよく目を通して、しっくりくる感じの本になるように心がければ、それは必ずオリジナリティの高いものになる。だから、恐れずに「あたりまえ」のことを書こう。
  • あたりまえのこと、平凡に見えることも、自分の中でよく咀嚼して自分の言葉で書けば、それは意味のあるものになるのだ。
  • 自分の知識を誇るのではなく、読者のことをいつも考えつつ書こう。
  • 読者に話しかけるように書こう。愛を持って。
  • 早く書こう。そして何度も何度も読み返そう。
  • 愚直に書こう。手間を惜しまず調べよう。小さなプログラムをいくつも書いて試そう。
  • 原典にあたろう。必ず「もう一度」調べよう。
  • 実験中に起きたことをよく心にとめよう。自分が出会ったトラブルは読者も出会う可能性が高い。
  • 例を吟味しよう。
  • よく祈ろう。
  • いま書いている部分、いま読んでいる部分に集中しよう。でもときおり思考のレベルを変化させよう。
  • 固定化しないこと。しなやかに考えること。
  • あいまいさをなくすこと。でもなくしすぎないこと。
  • 真実を語ることを気にかけすぎて、複雑になりすぎないように。
  • 読者のミスを糾弾しないようにする。読者の不安を取り除くように書く。愛をもって真理を語ること。
  • 全体を包む帯は愛である。

先日父に会ったときの会話。

私 「お父さん。 私は『本を書く』っていうのは『教える』ということだと感じています。 お父さんはずっと教師の仕事をしてますよね。 教えるときに「これが大事」というヒントは何かありますか」

しばらく考えてから、ゆっくりと父が答える。

父 「一度にたくさん教えない、ってことだな。 『今日はこれだけ覚えて帰れ』というのがいい。 それを『本時の課題』というんだ」

朝 - 仕事 / XML / 女性とおつきあいをするときの心がけ

2000年2月5日(土) 00:00

朝食前に書籍原稿を書く。 60分。 二つの章の中に書かれている節の順番がおかしいことに気がつき、 直す必要を感じる。

XMLについてちょっと調べもの。

10年以上前、私が家内と交際しているときに考えていたこと(の一部)。

女性とおつきあいをするときの心がけ

  • 「女性一般」とおつきあいをするのではなく、「○○さん」という個人とおつきあいするという意識を持つ。
  • ○○さんと こまめに連絡をとる。
  • ○○さんを物やコンピュータのように扱わない。
  • ○○さんの陰口を言わない。とくに他の女性に。
  • 二人でいるときでも、他の人といっしょにいるときでも○○さんをほめる。
  • 文句を言いたいときには二人でいるときに言う。人前では文句を言わない。
  • ○○さんの言葉に耳を傾ける。
  • 交際中、ありとあらゆる種類のトラブルが起こるのも不思議なことではない。
  • 「自分の気持ち」や「相手の気持ち」をじっくり考えてわかることもたまにあるが、わからないことの方が多い。でも考えるのは無駄なわけではない。
  • ○○さんのことを決め付けない。レッテルをはらない。生きている人格的な存在として扱う。「私はあなたを人格的な存在として扱っている」なんて言葉に言う必要はないけれど。
  • ○○さんが無口だからといって、何も考えていないわけではない。
  • ○○さんが明るく饒舌だからといって、悩み事がないわけではない。
  • ○○さんの言葉はまるごと受け取る。でもそれが文字通り○○さんの気持ちを表現しているとは限らない。
  • ○○さんがあなたに話すことについて、あなたはすべてを聞く方がよいが、すべてに(少なくとも言葉で)答える必要はない。
  • 喧嘩したときには、言葉が有効なときもあれば、沈黙が有効なときもある。
  • ○○さんについての相談事は(できれば)○○さん本人にした方がいい。別の女性に相談すると話がややこしくなる。
  • 信仰について語り合うのは大切。ともに祈る時を持つ。
  • この世の恋愛観にふりまわされない。人と比べない。
  • ふたまたをかけない。
  • 不倫をしない。
  • 本気でつきあうなら、結婚を考える。

まあ、余計なお世話って気もしますが、野暮を承知で書いておきます。 故意に書いていない項目もあります。

こうやって書き上げてみると、 いかに私がコミュニケーションに重きをおいているかがわかって面白いな。

2000年2月4日(金)

夜 - 猫 / フィードバック / [JQ]

2000年2月4日(金) 00:00

結城が1998年の日記に書いた猫についてのメールをはちこさんからいただく。 すごく懐かしかったのでアーカイブから探し出してきて復刻する。 この頃、私は『Perlで作るCGI入門』応用編を書いていたのだ。 あの猫はいまごろどうしているかなあ。

「クリスチャンのあなたのためのホームページ入門」へのフィードバックのページを作成。

久々にメールマガジン『Java言語Q&A』を発行。 3290部。 この『Java言語Q&A』は、 メールマガジン配送サイトの「まぐまぐ」が出版した 『まぐまぐメルマガイド2000』に掲載されています。 10000誌(!)近くあるメールマガジンから514誌を選んだのだそうです。 結城は立ち読みで「あ、載ってる」って確認したんですが、 ページまでは覚えてませんでした。何ページだったっけ。 しかしこの「まぐまぐちゃん」のキャラはシンプルなのに表情が豊かだ(^_^;

朝 - 仕事 / 完全な愛は恐れを締め出す

2000年2月4日(金) 00:00

朝、C MAGAZINEの原稿完成、送付。感謝します。 やはり朝は頭がよく動く。

朝食を食べ、コーヒーを飲みながら書籍の原稿を書く。 とてもよい。

このあいだも書いたが、 本を書くというのはマラソンに似ている。 いま急いだからといって全体から見れば微々たる割合しか進まない。 でもある程度のスピードをキープしないといやになってしまう。 性格的には自分にわりと合っている。 そういえば結城は中学校のとき長距離走が好きだった。

昨日の「翻訳練習」の文章を書きながら、信仰って大事だなあと思った。 神様に祈りつつ仕事することの大切さ。 神様なしで「自分を信じて」仕事をするとどうなるかというと、 ある視点が欠けるのだ。 その視点とは「その仕事をやる意義」とか「何のためにやるのか」ということを把握する視点だ。

祈ればすぐに神様から、自分がいかに小さく愚かなものであるかを示され、 それと同時に、でも神様が必要な道を備えてくださることを示される。 そして直接的に上からの力が与えられ、自分の我力でやるのではないと気づかされる。 それとともに(これが大事なのだが) 「仕事を通して『自分を誇示する』必要はない」 ということを思い出させられる。

私は一つの人格として神様からまるごと愛され、受け入れられている。 よい仕事をすればもちろん神様は喜ばれるだろうが、 いくらよい仕事をしたからといって神様からの愛が増すわけではないのだ。 すでにいまのままで神様の愛は私に十分与えられているのだから(<-biblebegin>私の杯は、あふれています<-bibleend>詩篇23:5より)。 だから、仕事を通して神様の(あるいは他の人の)愛を勝ち取ろうとする見当違いの努力をしなくてすむ。 それは、意外に仕事の質に関わってくるのだ。 文章一つを書くにしても「自分の知識を誇る」「他の人からすごいなあといってもらう」ことを目的とするのと、 「自分が学んだことを人と分かち合う」「現在の自分で少しでも人の役に立つ」ことを目的とするのとでは ずいぶん違うのだ。

もう一度繰り返す。 いくらよい仕事をしたからといって神様からの愛が増すわけではないのだ。 それと同時に、 仕事で大失敗をしたとしても神様からの愛が少しでもかげりを見せるわけではない、 と私は思っている。 だから、失敗を恐れる必要はない。

ああ、そうか。だから、 完全な愛は恐れを締め出す のだ(涙)。 完全に愛されるとき、恐れは打ち砕かれるのだ。 完全な愛は、本当の神様しか与えられない。 人間同士の愛はそれに近づこうと試みるけれど本当に不完全な影にすぎない。 だから、信仰は大事なのだ。 神様を信じ、神様に心を開き、神様から愛を受け取ろう。 そして恐れを打ち砕き、今日の自分のなすべきことを誠実になしていこう。 「どうせ自分なんか」という自己卑下に身をまかせるのではなく、 「おまえにはできない」というサタンのささやきに耳を向けず、 心を主に向け、今日も歩んでいきましょうね。

2000年2月3日(木)

夜 - 翻訳練習 / 作文練習

2000年2月3日(木) 00:00

ダイスウェアのはじめの文章を使って翻訳練習をしてみよう。

1. A passphrase is a bunch of words and characters that you type in to your computer to let it know for sure that the person typing is you, and that you want the computer to do something special, like encode or decode a secret message. Phil Zimmermann's popular encryption program PGP, for example, requires you to make up a passphrase that you then must enter whenever you sign or decrypt messages.

まずは直訳をする。

2. パスフレーズは、あなたがコンピュータに入力して、 タイプをしているのが確かにあなたであり、 秘密のメッセージを暗号化したり復号化したりといった特別のなにかを コンピュータにさせたいと願っていることをコンピュータに伝えるための 単語と文字の一連のまとまりである。 Phil Zimmermannの有名な暗号プログラムPGPは例えば、 あなたに、署名したりメッセージを復号したりするときにいつも 入力しなければならないパスフレーズをあなたが作ることを要求する。

長い文章を前から訳す。

3. パスフレーズとは、単語や文字の列であって、 あなたがコンピュータにタイプすることで確かにあなた本人であるとコンピュータに知らせ、 特別なこと(秘密のメッセージを暗号化したり復号化したりすることなど) をコンピュータにさせるためのものである。 例えば、 Phil Zimmermannの作ったポピュラーな暗号化ソフトPGPを使うためには、 あなたは自分のパスフレーズを作る必要がある。 文章に署名したり暗号を復号したりするときには、 あなたはそのパスフレーズを入力しなくてはならない。

まだ長すぎる。

4. パスフレーズとは、あなたがコンピュータにタイプする単語や文字の列である。 パスフレーズをタイプすることで、あなたが確かに本人であることをコンピュータに伝える。 またパスフレーズをタイプして、コンピュータに特別なこと (秘密のメッセージを暗号化したり復号化したりすることなど)を行なわせる。 Phil Zimmermannの作ったポピュラーな暗号化ソフトPGPを例にあげよう。 PGPを使うには、まず自分のパスフレーズを作る必要がある。 メッセージに署名したり暗号を復号したりするときには、 あなたはそのパスフレーズを入力しなければならない。

短くしすぎちゃったので、意味を考えつつ戻す。

5. パスフレーズとは、 コンピュータにタイプする単語や文字の列である。 自分が確かに本人であることをコンピュータに伝えるとき、 また、秘密のメッセージの暗号化や復号化など、 特別なことをコンピュータに行なわせるときにパスフレーズをタイプする。 Phil Zimmermannの作ったポピュラーな暗号化ソフトPGPを例にあげよう。 PGPを使うには、まず自分のパスフレーズを作る必要がある。 メッセージに署名したり暗号を復号したりするときにはいつも、 あなたはそのパスフレーズを入力しなければならない。

ここまで書いてくると、 はじめの文がパスフレーズの「定義」なのか「説明」なのかが微妙であることがわかる。 上では説明のつもりで翻訳した。 次に、ですます調に直してみる。

6. パスフレーズとは、 コンピュータにタイプする単語や文字の列です。 自分が確かに本人であることをコンピュータに伝えるとき、 また、秘密のメッセージの暗号化や復号化など、 特別なことをコンピュータに行なわせるときにパスフレーズをタイプします。 Phil Zimmermannの作ったポピュラーな暗号化ソフトPGPを例にあげます。 PGPを使うには、まず自分のパスフレーズを作る必要があります。 メッセージに署名したり暗号を復号したりするときにはいつも、 あなたはそのパスフレーズを入力しなければなりません。

である調をですます調に直すだけでずいぶん雰囲気が変わることがわかる。 もっと思いきって文章を直してみる。

7. コンピュータを使って、 秘密の文章を暗号化や復号化したいとしましょう。 あなたは自分が本当に自分本人であることをコンピュータに伝える必要があります。 さもないと、自分の秘密のメッセージが他の人に読まれてしまうかもしれませんからね。 そんなときにコンピュータにタイプするのが「パスフレーズ」です。 パスフレーズとは、 あなたがあなたであることを示すために入力する単語や文字の列です。 例えば、Phil Zimmermannが作ったポピュラーな暗号ソフトPGPでは、 次のようにパスフレーズが使われています。 PGPを使い始めるにあたって、 ユーザはまず自分のパスフレーズを決めなくてはなりません。 そしてそれ以降、PGPを使ってメッセージに電子署名をほどこしたり、 自分あての暗号を復号したりするときには、 いつもそのパスフレーズを入力しなければならないのです。

ここまで書き換えたらすでに翻訳とは言い難いものになる。 ついでにもう少し遊んでみよう。硬めの文章にする。

8. パスフレーズとは、コンピュータに入力する単語や文字の列である。 本人の認証を行ない、 機密文書の暗号化や復号化など特殊な処理をコンピュータに指示する際にパスフレーズを入力する。 Phil Zimmermannが作成した人気の暗号ソフトPGPでは、最初に自分のパスフレーズの作成を要求される。 それ以降、文書への署名および暗号の復号に際して、そのパスフレーズの入力が必須となる。

いろいろ書き換えているうちに頭がごちゃごちゃしてきて何やってるかわからなくなる。

?. バスフレーズというのは、ソプラノの主旋律に呼応する低音部の旋律である。 本人は美声を持ちながらも主旋律を歌わせてもらえず、 せめて工夫をこらして自分なりのバスフレーズを試みるのだが、 その努力はなかなか他のパートには理解してもらえない。 Phil Harmonyが作成した人気の音楽ソフトMP3では、 最初に独自のバスフレーズが流れ出す。 美しい合唱においては、安定したバスフレーズが必須となる。

げほ、げほ。 ええと、冗談はさておき(べつにバスパートにうらみがあるわけではないです)、 結城が上の中で比較的気に入っているのは7の文章ですね。 以下のリンク「ダイスウェアホームページ」では3の文章レベルになっていると思います。

もう少し7の文章を吟味してみよう。

秘密の文章を暗号化や復号化したい

「暗号化や復号化したい」というのはひっかかりますね。 「暗号化したり復号化したりしたい」という意味ですが、 最後の「したりしたい」というのが嫌な感じ。 むしろ「暗号化・復号化したい」にした方がスマートかもしれない。

あなたは自分が本当に自分本人であることを

「本当に」と「本人」というのはしつこすぎる感じです。 またここで「あなた」と「自分」の使い分けも(便利ではありますが)少しぎこちない。 「あなたは自分が本人であることを」くらいでもよいかもしれない。

そんなときにコンピュータにタイプするのが「パスフレーズ」です。

ここではじめてキーワード「パスフレーズ」が登場するが、 これはこれでもいいだろう。 別のやり方として、文章を「あなたは、パスフレーズというものを知っていますか」とか 「パスフレーズという言葉を聞いたことがあるでしょうか」とはじめることもできる。

あなたがあなたであることを示すために入力する

「あなたがあなたであること」というのは面白いけれど、くどいとも言える。 でもさらりと読ませないためにはよいかもしれない。 少なくとも「本人の認証」という単語よりは読んでいて楽しいと私は思う。 もちろん、それはどんな文章を書いているのか、誰が読むのかを考える必要があるけれども。

自分のパスフレーズを決めなくてはなりません

requireは「必要」「要求」「必須」という単語と意味空間をともにするが、 それはうまく言い換えないとぎこちなくなる。 「PGPというソフトがあなたに何かを要求する」というのをそのまま訳すのは難しい。 もしそのまま訳すなら徹底して擬人化してしまう。例えば 「ソフトが『パスフレーズを決めてください』と言ってくる」のように。 でも、人間を主体にもってきて「…しなければなりません」のようにするのが無難。

しなければならないのです。

日本語で文末は大事。 同じ文末が連続すると退屈な文章になり、メリハリもなくなる。 でも毎回変化させていては散漫な印象になる。 7の文章の文末を観察してみよう。
  • …しましょう。
  • …があります。
  • …からね。
  • …です。
  • …です。
  • …います。
  • …ません。
  • …ならないのです。
こんな感じです。 文章を書いたり校正したりするって楽しいですね。

朝 - 仕事 / Web日記

2000年2月3日(木) 00:00

朝、C MAGAZINEの原稿書き。 うーん、もう少しなのになあ。

Web日記について。 この「結城浩の日記」もそうだけれど、Web上で公開されている日記は非常に多い。 README JAPANに登録されているのは日記に限らない読み物。 そのほかにも日記猿人だの、いろいろと日記リンク集は多い。

個人でWebページを持つ場合、 仕事ででもない限り、そうそう書くネタはない。 そんな中で更新頻度を上げ、 リピータに楽しんでもらうためのよい方法が「日記」である。 やっぱり毎日(あるいは週に数回でも)更新されているページは 頻繁に訪れたくなるものだ。

日記を書くコツ、などというものは各人が考えればよいわけだが、 私がどう考えているかを少し以下に書く。

まず、正直な気持ちを書くこと。 建前ばかりとか(まあそれも大事ですが)、 人の受け売りだけが書かれていると、読者もやっぱりつまらない。 正直な気持ち(うれしいとか、かなしいとか)をそのまま出しちゃった方がいいように思う。

それから、文章の体裁はあまり気にしないこと。 少しくらいねじれた文章があってもあまり気にしない。 それよりは、勢いというか、生きている感じというか、 そういうのがあった方がよいと思う。 つまり、思いついた言葉をポンと出しちゃうのだ。 で、違うなあと思ったら後から補正する、と。

頻繁な更新を心がける。 もし頻繁に更新できないけれど、定期的に更新している人は、 NetMindやWWWCを読者に紹介して、 更新したときに見てもらうような工夫があるとよい。

プライバシーに配慮する。 人の名前をはじめとする固有名詞の取り扱いには十分に注意する。 メールアドレスも。

自分なりの体験を書く。 固有名詞の取り扱いに注意しながらも、 自分の今日の(最近の)体験をそのまま書くと読んでいて楽しい。 特に変わった体験である必要はなくて、 淡々と自分の今日の出来事を書いた方がよいように思う。

出し惜しみしない。 自分がネットなどで知った情報を自分だけのものとして抱え込まない。 会社の機密情報などはもちろん公開してはいけないが、 すでにpublicになっている情報で、自分が面白いなあと思ったものは、 積極的に公開しちゃう。 すると、それに共鳴するほかの人からメールをもらったりする。 出し惜しみしないのはとても大事。

無理しないで、楽しみつつ。 Web日記も、自分の気分転換やお楽しみとして書くのがよい。 義務になっちゃったらつまらない。

宣伝も大事。 メールを知人に出すときに、 さりげなく自分のURLをメールの最後に書いておくとよい(署名による宣伝)。 それから、リンクを使った宣伝もよい。 面白いなあと思ったサイトにリンクを張り、 そのサイトへの感想メールとともに「私のところにも来てくださいね」というメールを出す。 結城が現在巡っている日記ページのURLは多かれ少なかれ誰かの 「宣伝」によって私に届いたことを思うと、 宣伝は無視できない(でも、どこに宣伝するかは重要)。

文章を書くのが好きな人は、 自分のWebページを公開するってけっこうはまると思いますよ。 無料で持てるページのサイトもいまやたくさんありますし、 最近では最初から広告収入の一部を運営者に還元するサイトもあるようです。 これをお読みのあなたも、 自分のWeb日記を公開してみては? (そして、面白いWeb日記があったら結城に教えてくださいね)。

  • Readme!JAPAN - 読み物のリンク集。アクセスランキング付き。結城の日記も登録。
  • 日記圏 - テキスト日記リンクらしい
  • Webページを書く心がけ
  • NetMind - URLが更新されたらメールが来るサービス
  • WWWC - ページをスキャンして更新されたページを探すソフト
  • Hoops - 広告収入の一部を管理者に還元する無料ホームページ
  • 無料サービスリンク集

2000年2月2日(水)

夜 - わくわくワークショップ / 電話

2000年2月2日(水) 00:00

仕事で疲れたので、 夜は、 夕食を食べながら「わくわくワークショップ」のホームページの準備を進める。 楽しい。

今日の夕食はサンドイッチとサラダ、それにホットコーヒー。 朝食は何だっけ。ええと、和風の定食だったと思う。 昼はチャーハン少なめ。

…と書いていると家内から電話。 しゃべっていると電話の向こうで次男が泣いている声が聞こえる。 もう眠いらしい。 子どもの声を聞くと、胸がきゅうんとする。 家内の風邪も直って、今週末には帰って来れるかな。

  • クリスチャンご夫妻 ぼぼるぱぱ&はちこさんの日記。2000年2月2日の、聖書についての話をお読みください

2000年2月1日(火)

朝 - 仕事

2000年2月1日(火) 00:00

朝、UNIX USERの連載原稿書き。 概要を書き、図を作った。 あとはプログラムの解説を書いて終了(のはず)。 たぶんあと(正味)3時間くらいで完成の予定。 という状況です > 編集者さま。

日記一覧

2025年 010203040506070809101112
1999年 010203040506070809101112
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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki

『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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