目次

2009年4月30日(木) 木曜日の夜
2009年4月29日(水) 水曜日
2009年4月28日(火) 火曜日
2009年4月27日(月) 月曜日の夜 / 月曜日
2009年4月26日(日) 日曜日
2009年4月25日(土) 有隣堂 ヨドバシAKIBA店「コンピュータ書籍 人気作家フェア」 / 土曜日
2009年4月24日(金) 金曜日
2009年4月23日(木) 木曜日
2009年4月22日(水) 水曜日
2009年4月21日(火) 火曜日の夜
2009年4月20日(月) 月曜日の夜 / 月曜日
2009年4月19日(日) 日曜日
2009年4月18日(土) 土曜日
2009年4月16日(木) 木曜日
2009年4月15日(水) 水曜日
2009年4月14日(火) 火曜日の夜 / 火曜日
2009年4月13日(月) 月曜日
2009年4月12日(日) 日曜日
2009年4月10日(金) 金曜日
2009年4月9日(木) 木曜日の夜中。 / 木曜日
2009年4月8日(水) 水曜日
2009年4月7日(火) 火曜日の夜 / 火曜日
2009年4月6日(月) 月曜日の夜中 / 月曜日の夜 / 月曜日
2009年4月5日(日) 今週の作戦 / 日曜日
2009年4月4日(土) 土曜日 / コミックス『数学ガール』下巻は2009年7月23日発売予定!
2009年4月3日(金) 久しぶりの自動書記 / わかつきめぐみさん / 最近のこと
2009年4月2日(木) 木曜日 / Webで読む「プログラマになりたいあなたへの手紙」 / 私立学校「まなびや」への反響
2009年4月1日(水) 水曜日 / 私立学校「まなびや」を作ります
日記一覧

2009年4月30日(木)

木曜日の夜

2009年4月30日(木) 20:00

今週は第5章を固めていく。 大手術の後始末で大わらわ。でも、今回の大手術は大成功! かなりいい! 昨日までの内容よりもずっとすっきりした。 うれしいなあ。 第5章全体のうち、はじめの50%くらいはかっちりまとまった。 とはいえ、明日レビューアさんに送るのは無理そうだ。 5月6日ごろかなあ。

2009年4月29日(水)

水曜日

2009年4月29日(水) 10:00

今週は第5章を固めていく。 6個あるトピックのうち、5個をかなり整備した。 そして、大手術を敢行。53ページを31ページに削減した。

2009年4月28日(火)

火曜日

2009年4月28日(火) 10:00

今週は第5章を固めていく。 昨日ざくざく書いたところをじっくり読み返す。 6個あるトピックのうち、最初の1個半ほどを固めた。

2009年4月27日(月)

月曜日の夜

2009年4月27日(月) 20:00

今週は第5章を固めていく。 6個あるトピックのうち、5個までざくざく書いた。 それはいいのだが、書いているうちにいろいろ問題発見。 一番の問題は長くなること。どうしようかなあ。

30ページのところが53ページを越した。

考える。

  • 1. すでに書いた二つの大きな節(21ページ分)をすべて捨てて、いま書いている部分をぞんぶんに膨らませる。
  • 2. 最初の大きな節(15ページ分)だけを捨てて、いま書いている部分を膨らませる。
  • 3. 捨てず、長いまま。

経験上、泣く泣く捨てる部分が多い方が品質があがるんだよな。 なので3.はありえない。 まずは、2.で進んでみて、しばらく経ったら品質を判断するというくらいかなあ。

2009年4月26日(日)

日曜日

2009年4月26日(日) 20:00

日曜日、午前中は礼拝。感謝。 少し風が強かったけれど、さわやかないい天気。 午後はゆっくりお風呂に入ったり、図書館に行ったり、お昼寝をしたり。 夕方は奥さんとスーパーに買い物。 しめじとしいたけ、苺一パック、四個入りグレープフルーツ、牛乳三本に納豆二パック、卵一パック、 それからクルミパンとクラムベリーパンを買う。

今週、第5章は重要な章なので、構成を考える。 30ページのところがすでに50ページを越しているのをどうしたものか。

2009年4月25日(土)

有隣堂 ヨドバシAKIBA店「コンピュータ書籍 人気作家フェア」

2009年4月25日(土) 22:30

2009年5月上旬まで、 有隣堂 ヨドバシAKIBA店で「コンピュータ書籍 人気作家フェア」を開催しています。 ありがたいことに結城の本も並べていただいております。感謝。

ここでしか見ることのできない(このフェアのために書いたので当然(^_^;)、 私が書いた色紙もありますので、もしお立ち寄りの際はご笑覧ください。 有隣堂 ヨドバシAKIBA店にフェアの写真がありますが、右にちらっと色紙が写ってますね。

2009年4月24日(金)

金曜日

2009年4月24日(金) 21:26

今週の目標は、第4章を固めること。 ということで、レビューアさんに第4章をなんとか送付。感謝。

私の心のなかでは、第5章をレビューアさんに送付したら、 新刊予定のアナウンスをしようと思っている(ってここに書いたら心の中じゃないよな)。

たぶん、魔法の呪文はあと二つくらい見つけなきゃいけないはずだけど、 だいぶ新刊の本も形になってきた。すごく、すごくうれしい。

で、来週の目標は……第5章を固めることである。 ああ、なんて地味な毎日。

2009年4月23日(木)

木曜日

2009年4月23日(木) 10:00

今週の目標は、第4章を固めること。 今日も朝から第4章を読み返し、朱を入れ、ファイルに反映する。 あとは表現の細かい部分を直すはずなのに、長くなっちゃった。 24ページまで固めた。 最後の二節は完全にオーバーしちゃったよ。 うーん、どうしようかなあ。 今日レビューアさんに送れると思ったけれど、 明日かなあ。

2009年4月22日(水)

水曜日

2009年4月22日(水) 10:00

今週の目標は、第4章を固めること。 今日も朝から第4章を読み返し、朱を入れ、ファイルに反映する。 おそらく技術的な課題はクリアしたと思う。 あとは表現の細かい部分を直し、それから章末の形を整える。 章末、ちょっと書きすぎたかもしれない。 中途半端ならば、ばっさり削ることにしよう。 15ページまで固めた。 あれれ、一昨日は17ページまで固めたんじゃなかったっけ?

2009年4月21日(火)

火曜日の夜

2009年4月21日(火) 22:00

今週の目標は、第4章を固めること。 後半の問題は、わからないなりにまずは書き進めてみる。 自分が理解しているかどうか、書いてみないとわからなくなったからだ。 後半の問題二つのうち、一つはだいぶ書いた。 二つ目を書こうとして、これがはじめの問題と呼応していることに気づいた。 なかなか楽しい。

2009年4月20日(月)

月曜日の夜

2009年4月20日(月) 20:00

今週の目標は、第4章を固めること。 何とか中盤の停滞を打破して、最後までつないだ。 ただし、後半の問題はまだ。説明がどうもおぼつかない。 きっと理解していないからだろう。 30ページの予定が現在28ページ。 後半の説明をまとめて、章末を整えれば丁度30ページになるかな?

月曜日

2009年4月20日(月) 10:00

今週の目標は、第4章を固めること。 相変わらずやることは同じ。 プリントアウトして、よく読み、朱を入れ、ファイルに反映する。 その繰り返しである。

まずは17ページまで固めた。 いまの感触だと、今週末までにはレビューアさんに第4章を送付できるだろう。

2009年4月19日(日)

2009年4月18日(土)

土曜日

2009年4月18日(土) 19:00

土日になるとレビューアさんからのメールが少し増える。 お休みの日に読んでくださっているのでしょうね。感謝です。

送っていただいたメールをひとつひとつ読み返し、 修正ポイントをピックアップして、原稿末尾にコピーする。 指摘された点をすぐに原稿に入れ込むわけではない。 ある程度たまってから、全体を見直し、自然な形で織り込んでいく必要がある。 毎回わたしはこのプロセスを「かけはぎ」だと思っている。

レビューアさんからどんなにすばらしい指摘が来ても、 それをそのまま原稿に取り込んでしまってはいけない。 いったん、私というフィルタを通さなければならない。 でないと、取り込んだ部分が浮いてしまうからだ。 また、全体像を理解した上で取り込まないと、 ほぼ確実に原稿が膨らむ。それも問題。

これまでは、ひとりで書いている感じが強かったけれど、 レビューアさんに送り始めると、ちょっと執筆環境がにぎやかになって楽しい。 レビューアさんの中で直接お会いしたことのある人はほとんどいない。三人くらい? そういう意味では、レビューアさんとは「テキストを介したお付き合い」になりますね。 でも、私は、レビューに関しては、 直接会ったことがあるかどうかはあまり重要ではないと思っている。

ともあれ、感謝しつつ、今日も原稿を進める。

2009年4月16日(木)

木曜日

2009年4月16日(木) 10:00

第4章をプリントアウトして朱を入れつつ読む。あちこち大きな加筆が必要。 まずはTODOマークを入れていく。

レビューアさんからのレビューメールもたくさんたまってきたので、一つ一つ読む。 きちんと時間をとって読み、将来原稿修正に影響しそうなものをピックアップし、 対応する章のファイルの末尾にコピーしておく。

レビューアさんからメールを受け取ったときには気づかなかったけれど、 三人のレビューアさんがまったく同じ指摘をしていたものがあった。 それから、別の箇所では二人のレビューアさんがまったく逆の指摘をしていたものもあった。 感謝、感謝。

もう10年近くレビューしてくださっている常連のレビューアさんもいらっしゃるし、 今回はじめてレビューしてくださる方もいらっしゃる。 以前は公募していたけれど、最近はWebで見つけた方やメールのやりとりをしたことのある方に、 直接メールで「レビューしていただけませんか?」とお願いするようにしている。

専門的な指摘、文章の印象、おもしろい/おもしろくないという感想、不適切な表現の報告などなど、 レビューメールの内容は多岐にわたっているが、すべて感謝である。

2009年4月15日(水)

水曜日

2009年4月15日(水) 10:30

第3章。昨日、図を作ったのがとても大きい。 第3章全体をプリントアウトして、朱入れをして、ファイルに反映。 ちゃくちゃくと作業が進み、少々お化粧直しもして、レビューアさんへ送信!

さあ、第4章だ!

2009年4月14日(火)

火曜日の夜

2009年4月14日(火) 20:00

少しがんばって第3章の加筆を終了。30ページの予定が32ページになった。 もう一度、 第3章全体をプリントアウトして、朱入れをして、ファイルに反映すれば、 レビューアさんに送ってもいいかな。

火曜日

2009年4月14日(火) 09:00

淡々と第3章は続く。

今日も第3章全体をプリントアウトして、朱入れをして、ファイルに反映した。

図版が一点と加筆が二箇所必要。 まずは図版を作成。

2009年4月13日(月)

月曜日

2009年4月13日(月) 23:00

今日は第3章。図版と加筆が必要。 まずは第3章全体をプリントアウトして、朱入れをして、ファイルに反映。 それから図版を二つ作成。

2009年4月12日(日)

2009年4月10日(金)

金曜日

2009年4月10日(金) 10:00

第2章を送付したので気分がとてもいい。 今日は第3章をプリントアウトして朱を入れていた。

第5章を固めるのが今週の目標なので、 第5章も進める。朱を入れた原稿をファイルに反映。 第10章の朱もファイルに反映。

2009年4月9日(木)

木曜日

2009年4月9日(木) 10:00

そろそろ第2章をレビューアに送付する準備をしなくては。 現在第2章はTODOが二件。 割と細かい部分なので、急げば金曜日に送付できそうだ。

2009年4月8日(水)

2009年4月7日(火)

火曜日の夜

2009年4月7日(火) 20:00

今週の目標は「第5章を固める」こと。 最前線をさらに進めたけれど、疲れているせいか内容はいまひとつ。

気分転換に第6章から最後までざっと読み返してみた。

すごくおもしろい。

元気が出た。

火曜日

2009年4月7日(火) 10:00

今週の目標は「第5章を固める」こと。 最前線とずっと格闘している。 流れにちょっと乗った。まずは分量を気にせず、この流れを広げる方向で進んでみる。

第5章、30ページの予定が現在41ページ。最前線は32ページ。

2009年4月6日(月)

月曜日の夜

2009年4月6日(月) 20:00

今週の目標は「第5章を固める」こと。 最前線とずっと格闘している。 うまく流れに乗ればかなりよくなる感じがするけれど、いまはまだぼろぼろのぐちゃぐちゃである。 この調子で書き進めると、前半部分を捨てることにならないだろうか。不安。 ま、書き進めてみようか。

第5章、30ページの予定が現在42ページ。最前線は26ページ。

2009年4月5日(日)

今週の作戦

2009年4月5日(日) 20:30

現在書いている本の全体像を見直してみよう。

  • 第 1章 ◎ レビューアへ送付済み。
  • 第 2章 ○ 最後に加筆 ←◆A.レビューア送付準備最前線
  • 第 3章 △ 途中に加筆。図版。
  • 第 4章 ○ 途中に加筆。要整理。
  • 第 5章 △ 大きな加筆。要整理。←◆B.大きな加筆最前線
  • 第 6章 ○ 要整理。←◆C.構成整理最前線
  • 第 7章 △ これから後半。
  • 第 8章 ○ 要整理。
  • 第 9章 △ これから後半。
  • 第10章 △ これから後半。←◆D.要長期作業

今週の目標は「◆B.第5章を固める」こと。

  • 第5章を書き進めて、節を固める。

その他の作業としては「A.C.D」がある。

  • 第 2章 A.レビューア送付準備最前線(プリントして読む)
  • 第 6章 C.構成整理最前線(プリントして読む)
  • 第10章 D.要長期作業(プリントして読む。大きな構成直し)

日曜日

2009年4月5日(日) 20:00

早朝、奥さんと二人で桜を見に散歩。 でも朝食後、奥さんが急に体調が悪くなってしまった。 眠っていれば大丈夫というので、私と子供達だけで教会へ。

午後からは、奥さんに頼まれた庭の仕事を少しする。 夕方は体調が復帰した奥さんと次男と三人で買い物へ。 晩ご飯は焼き鳥。

長男に、二次式と二次方程式と二次関数と放物線の二次方程式と微積分と接線と交点と判別式の話をいっぺんにして煙たがられた。 むーん。

レビューアさんへ第一章を送付。

2009年4月4日(土)

土曜日

2009年4月4日(土) 23:00

今日の朝、奥さんと二人でパン屋さんに朝食用のパンを買いに行きました。 ちょっと風があったけれど、歩いていったら、帰りには少し汗ばむほどでした。 朝食が済んでお昼までは、家族めいめいが勉強したり本を読んだり。 お昼は朝のパンの続き+ミネストローネスープ。 午後はお昼寝した後、公園を抜けるお散歩。プチお花見です。 マックで軽くお茶にして、また歩いて帰ります。 夕方からは家内と二人で夕飯のお買い物。今度は車。

木曜日にキラッ☆とひらめいたこと、 自分の理解を試すために練習問題を作ってみたらできない。 朝からずっと考えて、マックでも考えて、 夕飯の買い物まえになってやっとできました。 おそらくこの流れで第5章はまとまる。 よかったよかった。感謝、感謝。

コミックス『数学ガール』下巻は2009年7月23日発売予定!

2009年4月4日(土) 22:00

コミック版『数学ガール』は、月刊誌コミックフラッパーで大好評連載中です。 最新号(2009年5月号)では、またまた月刊コミックではじめての試みが行われています。 ストーリーもどきどきです。テトラちゃん派のみなさんは特におみのがしなく。

お読みになった方は、感想や応援メッセージを編集部までぜひお送りください。

早いもので、連載しているコミック版『数学ガール』は来月で最終回を迎えます。 みなさんの応援を感謝します。

で。

期待のコミックス『数学ガール』下巻なのですが、 編集さんからの情報によりますと、2009年7月23日発売予定とのことです(予定表にメモメモ)。 みなさんどうぞお楽しみに!

2009年4月3日(金)

久しぶりの自動書記 / わかつきめぐみさん / 最近のこと

2009年4月3日(金) 23:59

久しぶりの自動書記。今日は、わかつきめぐみさんの『言の葉遊学・ご近所の博物誌』を読みながらのんびりです。あなたは、わかつきめぐみさんを知っていますか。知っているなら、あなたは私のお友達です。『月は東に日は西に』とか『So What?』とか。ああ、なつかしい。ほのかでやさしい、せつなくすてきな物語を、わかつきめぐみさんは描きます。さりげないひとことで、さりげないしぐさで、まだ青い時代のなにかをきよらに描きます。大ファン。そういえば、『月は東に日は西に』に出てくる「おかーさん」は、数学ガールに出てきた僕の母とちょっぴり似ているところがあるかも(和服じゃないけど)。今回『言の葉遊学・ご近所の博物誌』を読みながら、なつかしいというか、ゆったりしずかでほのかなひとときを味わいました。

で。ここでトーンを変えて、最近のことについて自動書記。自動書記というのは、編集なし修正なしで、自分が考えていること思うことをひたすら書いていくものです。自分自身には基準があって、いちおうですね、ATOKの仮入力中は編集してもオッケー、みたいな。つまり、lexicalな部分の修正はOKだけれど、syntacticな修正はせず(もちろんsemanticな修正もせず)にどんどん書きましょう、と。って、自動書記の説明にそんなに長い時間かけるなよ、自分。おほん。最近はずっと本を書いています。毎日、少しずつ進んでいるように思います。繰り返し読み、繰り返し書く。読むことで品質が上がるのは、ソフトウェアも文章も同じです。繰り返し読んで、本の原稿の品質を上げる。それは、なんというか、単純な作業なんだけれど単純じゃない。単純な作業というのは、表面的には同じことの繰り返しだから。現在の章をプリントアウトする。それを頭から順に読む。気になるところを見つけたらそこに印を付ける。あるいは細かく修正する。で、プリントアウト全体に朱が入ったら、それをファイルに反映する。ファイルに反映するというのは、エディタでファイルを開き、朱を付けた部分の内容をファイルに転記するということを意味します。って、また説明始めようとしているし。単純な作業をする。でも、頭のなかではそれほど単純な作業をしているわけではない。現在書いている文章が、論理的につじつまがあっているかを考えたり、適切な比喩が使われているかを考えたり、使われている例が適切かどうかを考えたり、それに、なにより、読者に伝えたいことが、簡潔に書かれているかに神経を使う。そして、もしも、改善する余地があるなら、それがどれほど手間が掛かる修正であろうとも修正する。それが良い品質を生む。たとえ、その段落を書くのに何週間かけたとしても関係ない。読みにくければ、読みにくいのだ。わかりにくければ、わかりにくいのだ。著者が苦労したかどうか、どれだけ時間をかけたかどうかなんて、読む立場の人には関係がない。 だから、ばっさりいく。繰り返し、繰り返し、馬鹿みたいに繰り返し、同じ文章を読む。そして修正する。ひたすらそれの繰り返し。文章の作成はいつもトレードオフだけれど、自分で苦労をすることはいとわない、と決めた時点で、品質を上げることができる。時間がいくらかかってもよい、と決めさえすれば品質を上げることができる。短い時間で中途半端なものを作るのをやめる。ふんだんに時間を使い、無駄に見えるほど時間を使い、納得がいくものを作る。そういう仕事はおもしろいのだろうか。確かにおもしろい。でもそう単純ではないように思う。たとえば、今自分が呼吸するのはおもしろいこと?ちょっと違う。私にとっては、本を書くというのは、いやいや、もっと正確に言うなら、複雑な情報を人にわかりやすく伝えるという仕事は、呼吸するようなものだ。自然に行う。絶え間なく行う。同じことの繰り返しに見える。そして、そして、続けなければ自分自身が死んでしまう。そういうものですね。

2009年4月2日(木)

木曜日

2009年4月2日(木) 10:00

今週の目標は「第5章と第10章を固める」こと。

第5章には4個の節が必要で、そのうち前半の2個は題材も文章もほとんど完成している。 しかし、後半の2個はメモ書きの状態であった。 祈って仕事。

参考書をぱらぱら見ているうちに、キラッ☆とランカ的にひらめいて、3個目の節の方針が決まる。 少し書き進めてみて、けっこういい感じになった。 しかもこれは第10章と直接的に呼応する。なかなかいいですね。感謝! さらに、この節の方針が決まったことで、この章には載らないことが確定した題材が削れる。 いくつかの題材を第6章に先送り。これでページ数が激減した。かなりうれしい。

第5章、30ページの予定が現在32ページ。最前線は21ページ。

Webで読む「プログラマになりたいあなたへの手紙」

2009年4月2日(木) 00:05

2008年の日経ソフトウエアに掲載された「プログラマになりたいあなたへの手紙」の記事がWebで公開されています。 4月1日に結城の分が公開されましたのでご紹介します。 (そういえば、これも「学ぶ」ことがテーマですね)

結城以外に、 小飼弾さん、 まつもとゆきひろさん、 天野仁史さん、 よしおかひろたかさん、 戀塚昭彦さんの記事が公開されています/されます。 以下に目次ページがあります。

私立学校「まなびや」への反響

2009年4月2日(木) 00:04

さて、一年に一度の楽しい日が過ぎました。 昨日発表した 私立学校「まなびや」 への反響が結城のところにたくさん集まっています。

中には、 まだエイプリルフールだと気づいていない方がいるようなので、 明記しておくことにします。

この私立学校「まなびや」は、2009年エイプリルフールの企画です。 お騒がせしてごめんなさい m(_ _)m

それはさておき、 たくさんの方から「自分だったら何を学ぼうかと考えてわくわくしました」 というメールをいただきました。うれしいです。ありがとうございます。

学ぶって楽しいですよね。

Enjoy!

2009年4月1日(水)

水曜日

2009年4月1日(水) 09:29

今週の目標は「第5章と第10章を固める」こと。

全体像を忘れて(忘れていいと自分に言い聞かせて)、第5章を虚心に読む。 とりあえず20ページまで来た。ようやく半分。

私立学校「まなびや」を作ります

2009年4月1日(水) 00:00

実はこのたび、私立学校を作ることになりました。名前は「まなびや」です。

…といっても、もちろんWeb上のサイトですけれど。

経緯

経緯はこうです。 『数学ガール』『数学ガール/フェルマーの最終定理』を上梓して、読者さんからのメールを読んでいるうちに、 多くの方が真摯に「学びたい」という気持ちを持っているということがわかりました。 もちろん、学校に通ったり、本を読んだりして、学びたいという気持ちを行動に変えればいいわけですけれど、 なかなかそれがぴったり来ない時ってありますよね。

  • テーマの大きさ。

    学びたいテーマはあるけれど、わざわざ学校に通ってそれを学ぶというほど大げさなものじゃない。

  • 時間の都合。

    学びたいテーマはあるけれど、いまは仕事をしていて学校に通うというのはなかなか難しい。

  • 指導者の必要性。

    学びたいテーマはあるけれど、たった一人で本を読むというのはつらい。

「まなびや」は、そういうニーズに合わせた「自分流の学校」を目指しています。 キャッチフレーズは 《学びたいことを学ぶ》 です。

※ちょっと注意:ここでいう「学び」は、先生から「教えてもらう」こととは違います。 先生から指導を受けるとしても、あくまで学ぶ本人が自主的に調べ、考え、試していくことだと思ってください。

流れ

「まなびや」で学ぶ「流れ」は以下のようになります。

アドバイザ探し

「まなびや」には「アドバイザ」の形で指導してくれる先生がいます。 自分が学びたいテーマに関連している先生を選びます。

テーマのオファー

その先生に「自分はこういうことを学びたい」と伝えます。 伝え方のテンプレートや、テーマの例などは前もってある程度用意しておきますので、 作文に慣れていない人でも大丈夫です。大事なのは学びたいという熱意です。

オリエンテーション

先生と何回かWeb上でのやりとりをして、 テーマを絞り込み、スケジュール調整と、学ぶ方法を決めていきます。 ここは、あなたの都合にできるだけ合わせる方向で進みます。

アウトプット選択

「まなびや」ではアウトプットを重視します。 せっかく時間を掛けて学ぶのですから、 学んだ結果を「形」に残すところまでやりましょう。 アウトプットの選択肢は、期間とある程度連動しています。 以下のいずれかを選びます。

  • プレゼンテーション(1週間から1ヶ月でプレゼン資料(スライド)にまとめる)
  • レポート(1ヶ月から6ヶ月で短い報告書にまとめる)
  • アーティクル(6ヶ月から1年で論文形式にまとめる)

「学び」の最初から、

  • アウトプットを念頭に置く
  • 期間を区切る

ことで、だらけるのを防ぎ、緊張感のある「学び」ができるはずです。

「学び」のフォロー

先生は専門的な立場からアドバイスをしたり、質問に答えたりします。 また、途中で方針変更のサジェスチョンを行ったりもします。 最終的なアウトプットの指導もします。 基本的に先生とのやりとりは、Webベースで行いますが、 Webカメラを利用して面接相談も行います。

公開

「学び」の結果はWebサイトを使って公開します。 プレゼンテーション(スライド)、レポート(PDF)、アーティクル(PDF)のいずれも、 作った資料をWebサイトにアーカイブします。 また、プログラミングなどの場合には、作ったソースコードなどもアーカイブします。

現在の状態

現在の「まなびや」はWebサイト構築中。もう少しでプレ公開ができると思います。

気になる「アドバイザ」ですけれど、 編集部経由でさまざまな方に声をかけさせていただき、 現在、30名の方に協力していただけることになっています。 高校・専門学校・大学関係者が12名、その他、研究所や会社員の方が18名です。 いずれも、各分野で実際に活発に活動なさっている方ばかりです。

結城は主宰者として、全体のディレクションをやっています。 幸い、Webサイトの運営と事務局は、 いつもお世話になっている出版社さんが協力してくださることになりました。

扱えるテーマは、アドバイザの先生と学んでくださるみなさんに大きく依存しますが、 最初からあまり手広くやるのは難しいので、 理数系の分野(数学、物理、コンピュータサイエンス、プログラミングなど)が中心になります。

テーマ例

「学び」のテーマ例をいくつか挙げてみます(注意:これは本当に一例に過ぎません)。

  • プレゼンテーション「ケーニヒスベルグの橋渡り」(数学:一筆書き問題について)
  • プレゼンテーション「ガリレオの振り子」(古典物理学:振り子の等時性について)
  • レポート「Ajaxサイトのパターン・ランゲージ」(プログラミング)
  • レポート「データ構造treapの実装と応用」(プログラミング)
  • レポート「One Second of Computer Time」(コンピュータサイエンス)
  • アーティクル「URLが内包する構造の歴史的変化」(コンピュータサイエンス)
  • アーティクル「規模に合わせてストラテジーを変化させる自己組織的アルゴリズム」(コンピュータサイエンス)
  • アーティクル「マルチコアに適したプログラミング言語の設計」(コンピュータサイエンス)

「まなびや」についての、もう少し詳しい内容は、以下のリンクをご参照ください。

ということで、みなさんの応援とご参加を期待しております。

Enjoy!

日記一覧

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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki

『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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